記憶に残るLPジャケット。
第2弾は
ウィッシュボーン・アッシュの
「Argus」ですね。
邦題が「百眼の巨人アーガス」。
アーガスってのは、
ギリシャ神話に出てくる巨人で
全身に百の目を持つとされています。
なので、このような邦題に
なったわけですね。
彼は決して寝ないため、
(百の目が交代で寝るため
本人は不眠でいられたのだとか。)
敵に遅れをとることはなく、
多くの怪物を退治してますね。
そうしたアーガスのイメージと
甲冑の兵士の凛とした後ろ姿、
これが相まって、記憶に残った
と思っています。
見た瞬間カッコいいと感じた、
でもいいんですけど(笑)。
もう1ついうなら、
収録曲「Throw Down The Sword」ですね。
全体的にジャケットと同じく
中世の騎士を思い起こさせる
雰囲気の曲が多く、
それが当時の私にしっくりきました。
このアートワークが
ヒプノシス(Hipgnosis)という
有名なデザインチームに
よるものだということは、
あとから知りました。
ヒプノシスの作品には
ピンク・フロイドの「神秘」や
「原子心母」、「狂気」など、
レッド・ツェッペリンの「聖なる館」や
「プレゼンス」などがありますが、
ああいう強いインパクトが
これには無いように思います。
そんなところがかえって
記憶に残ることになった・・
のかもですね。
でわ、また。