「クリス・ボッティ」
(Chris Botti)
という人をご存知ですか?
アメリカのトランペッターです。
アルバム・デヴューは、
1995年の「First Wish」でした。
本人は不本意でしょうけど、
イケメン・トランペッターとして、
認知されてますよね。
彼のアルバムは、
何枚か聴いたことがあるんですが、
そのうちの一枚に、
「When I Fall in Love」(2004年)
というモノがあります。
これ、気に入っています。
スムース・ジャズというより、
もはやイージー・リスニング
といってもいいかもしれません。
ジャズのスタンダードのほか
ポップスなどを、あまーく
プレイしているのですが、
オシは、このアルバムの8曲目ですね。
「La Belle Dame Sans Regrets」
邦題を「悔いなき美女」
といいます。
「La Belle Dame」で美しい女性。
「Sans」が無い。
「Regret」が後悔。
ということですか。
これが、いいんですねえ。
もとは、「スティング」の歌なんです。
彼の6枚目のアルバム
「Mercury Falling」(1996年)
に収録されています。
何故だかはわかりませんが、
イギリス人の彼が
フランス語で歌っています。
お世辞にも上手とは
言えないらしいのですが・・。
まずは、原曲です。どぞ。
La Belle Dame Sans Regrets by Sting - YouTube
ポリス時代のような
尖った要素はないですねえ。
既にジャズ・バラード。
そしてこの曲が、
クリス・ボッティのトランペットで
このように変わります。
Sting & Chris Botti La Belle Dame Sans Regrets - YouTube
もっとも、スティングの
ヴォーカルも、入ってますから、
ただの別ヴァージョン
と聞こえなくもないんですがね。
「ヒコヒコヒコ」っていう音がないくらい(笑)
余談ですが、ボッティのこのアルバムには、
「No Ordinary Love」という曲も
収録されていますね。
「シャーデー」の1992年のアルバム
「Love Deluxe」に
収録されていたものですが、
これも、いいんですよ。
Sade - No Ordinary Love (Official Music Video) - YouTube
オリジナルの雰囲気を残しつつの
アレンジですね。
Chris Botti ~ No Ordinary Love album version - YouTube
でわ、また。