隣町にバラ園があります。
何、またバラかい?
最近何かと
バラづいてないかい?
そうですねえ。
今、旬ですからねえ。
ちくっと、行って来ました。
バラだけに、ちくっとね。
一気に寒くなったって?
ごめんなさいねえ。
シャバはこんなに
暑いのにねえ。
気を取り直して、と。
シーズンですから、
実に30種類ものバラが
咲いていました。
まず目に入ったのが、
アイスバーグ。
我が家の鉢植えのモノとは
比べ物にならないくらい
大きく拡がっていて、
花数もたくさんでした。
元来、丈夫で花数も多いのが
このバラの特徴だったはずなのに、
我が家のは元気がありません。
どうも、根っこに問題を
抱えているようです。
地植えがいいのかなあ。
そして、先日、話題にもした
枝変わりの「バーガンディ」も
咲いていました。
この対比はなかなかのもの。
同じ品種の色違と
いうことなんでしょうが、
素人から見れば、
最早別物ですよ。
この紫がかった赤って
いいですねえ。
その次に目に入ったのが、
ルネサンス期を代表する詩人に
因んでその名をつけられた、
「ピエール・ドゥ・ロンサール」。
メイアン社の傑作ですね。
相方も、コイツが
欲しくて欲しくて
たまらない様子なのですが、
思うところがあるのか、
なかなか手を出さないのです。
大輪系ツルバラなので
地植え推奨ということや、
繰り返し咲きなので
花を年中楽しめないということが、
踏み切れない理由として、
あるようですね。
このバラにも枝変わりがあって、
白い「ブラン・ピエール~」、
赤い「ルージュ・ピエール~」
というものがあるみたいです。
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同じモノとは思えないですねえ。
さて、本家の方は、
可憐なイメージがあります。
白をベースとした
ロゼッタ咲きで、
中心が淡いピンクに
色づいた姿は、
なかなかきれいだと
思います。
ロゼッタ咲き、
勉強しましたから、
わかりますね。
2006年にバラの殿堂入り
していますね。
ベラドンナというバラです。
フロリバンダ系統の
カップ咲きとあります。
ロンサールと比べると、
シックな感じですかね。
ダブルデライトです。
丸弁高芯咲きとのことです。
中心部のクリーム色と、
覆輪の赤が印象的ですね。
3本の指に入る「強香」が
特徴だそうです。
確かに、甘い匂いというのか、
そんな匂いがしました。
何々の匂いと、
強く言えないのが
もどかしいところです。
過去にもお店で探したんですが、
まだ見たことないですね。
庭にあるといいなあと
思ってます。
こうして、余所様の
きれいなバラを見ていると、
育てる技量も無いのに、
新しいバラが
欲しくなっちゃうわけです。
「ピエール・ドゥ・ロンサール」
に似た、このバラ、
今、家に居ます(笑)。
「パシュミナ」というバラですね。
緑が少し入った白から
ピンクのグラデーションが、
とてもええ。
フロリパンダ系で
房になって咲きます。
四季咲で、花持ちが非常に良い、
病気に強く、育てやすい。
そう書いてあったんです、ラベルに。
悪いとこないじゃないですか。
半直立性で横にも伸びるシュラブ。
木の丈1mで、コンパクト。
ああ、ロンサールみたいに
トンネルにはできないのね。
小さくこんもりと
茂ってもらおうではないか
我が家の庭で。
でわ、また。