この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング

The Kenny Clarke - Francy Boland Big Band

寺島靖国さんという

ジャズ評論家がおられます。

寺島レコードという

レーベルのプロデューサーも

しておられますね。

 

私はむしろ、そっちから

この方の名前を覚えた

クチですね。

 

そのレーベルのCDを

何枚か持っているのですが、

そのどれもが私にとっては、

良い印象のものでした。

たとえば、これとか。

Meet Me In Paris

Meet Me In Paris

 

 

前にも書いてるなあ。 

www.kokochiyoi-blog.com

 

そんなわけで、

寺島さんの本も、いくつか

書棚にあったりするんです。

 

ある日、何気なく、

「JAZZ雑文集」という本を

読んでいたときのことです。

JAZZ雑文集 (DU文庫)

JAZZ雑文集 (DU文庫)

  • 作者:寺島 靖国
  • 出版社/メーカー: DU BOOKS
  • 発売日: 2012/02/08
  • メディア: 文庫
 

あ、これ

結構な厚さがあるんですよ。

存在感あります。

 

その中の、

「音だけ聴くジャズは痛快!」

というタイトルの文章が、

気になりました。

演奏者の名前を伏せて、

ソニー・ロリンズの

ビッグバンドと、

ケニー・クラークと

フランシー・ボーランドの

ビッグバンドの

ライブ演奏の聴き比べで

後者が楽々勝った。

演奏者が誰かわかっていたら、

ロリンズが勝っていたかもしれない。

といった内容でした。

 

まあ、そうなんでしょうね。

某テレビの格付け番組などをみても、

(作為があるのかもしれませんが)

ブラインドで

正確な判別ができる人は、

限られているというのは

わかりますよね。

 

で、気になったのは

ソコではなく

フランシー・ボーランドという

名前です。

 

そのとき流れた音楽が

どんなモノだったんだろうと

ふと、思ったわけなんです。

 

ケニー・クラークという

ドラマーの名前は

知っていましたが、

フランシー・ボーランドという

ピアニストの名前は

知りませんでした。

 

エッセイの書かれた時期が

よくわかりませんが、

そのビッグバンドについて

メンバーのほとんどが

実力はあるけど無名の

B級ビッグバンド

というような表現が

なされていたのです。

 

でも検索してみると、

ヨーロッパを代表する

ビッグバンドとか

書かれているんですよね。

ウィキペディア(英語版)にも

The Kenny Clarke/Francy Boland Big Band

was

one of the most noteworthy

jazz big bands

formed outside the United States

とあります。

 

なので聴いてみました。

ライブというと

これしか見つけられませんでしたけどね。

Complete Live Recordings at Ronnie Scott's-Februar

Complete Live Recordings at Ronnie Scott's-Februar

 

 

音源がこれだったのかどうかは

わかりませんが、

これはなかなかに

心地よいアルバムでした。

もちろん、私基準です。

 

ほとんどが

ボーランドのオリジナルでした。

 

どう表現するのが適切なのかは

わかりませんけど

スピード感と言いますか

熱気と言いますか

一体感と言いますか

そうしたものが

十分に感じ取れる

モノだったと思いました。

 

聴いてみますか。

www.youtube.com

 

9曲目の「Sax No End」という

曲です。

後半、8分20秒ぐらいからの

サックスが最高だと思いました。

両方のスピーカーから聞こえる

サックスの音色は、

ビッグバンドならではということでしょう。

 

そんなわけで

新しいバンドの音源が

ライブラリーに

加わったのでした。

 

どこにどんなきっかけが

転がっているか

わからないものですよね。

 

スタジオ録音のアルバムも

聴いてみようかなと思ってます。

 

でわ、また。