この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

哀愁のトランぺッター ダスコ・ゴイコビッチ

ダスコ・ゴイコビッチ。

セルビアのトランぺッターですね。

1931年10月生れといいますから

2020年現在で、88歳。

 

この人を知るきっかけは

このバンド。

www.kokochiyoi-blog.com

 

この記事にも書いたとおり、

このビッグバンドの

スタジオ録音盤を聴いてみようと

思い立ったわけです。

 

で、選んだのが「Latin Kaleidoscope」

っていうアルバムでした。

元気よさそうなタイトルでしたからね。

ラテン系って言えば

浮き立つようなリズムが

思い出されますよね。

 

1曲目がコイツです。

www.youtube.com

 

ビッグバンドなのでね、

プレイヤーも多いんですが、

トランペッターも5人

クレジットされていたんですよ。

そのうちで、名前を

うまく読めなかったのが一人。

「Duško Gojković」

 

これが、記憶に残っていたのだ

と、そのときは思ったのです。

 

皆さんは、読めますか?

「デュスコ・ゴジョコヴィック」

私は、頭の中で

こう「ふりがな」をふったんですね

検索しても出てきませんね。

 

実は、先程の動画でトランペットの

ソロをとっているのが

この「デュスコ・ゴジョコヴィック」ならぬ

「ゴイコビッチ」のようです。

 

そして、この人のアルバムが

2019年にリリースされていたことを

知るわけですね。

 

え!88歳で!

 

タイトルは「Sketches of Yugoslavia」

 

マイルス・デイヴィスの

「Sketches of Spain」が

アタマをよぎりました。

SKETCHES OF SPAIN

SKETCHES OF SPAIN

  • アーティスト:MILES DAVIS
  • 出版社/メーカー: COLUM
  • 発売日: 2008/04/14
  • メディア: CD
 

 

調べてみると、このアルバムは、

録音されたのが

1973年から1974年にかけてでした。

いわゆる「未発表」の音源を

探し出して売るというアレですね。

 

どうしようかと思っていたところ

持っている昔の雑誌に

彼のアルバムが紹介されているのを

見つけました。

ぴあMOOKという雑誌で、

2016発売の「ジャズワンダーランド」

というモノに載っていたのが、

1971年録音の「After Hours」

というアルバム。

 

ああ、これだったのか、と思いました。

この雑誌の記憶が

あのビッグバンドのクレジットを見て

蘇ったのだと思います。

 

では、その中から1曲。

www.youtube.com

 

ピアノはテテ・モントリュー。

スペインの盲目のピアニストです。

本当は4曲目の

Remember Those Days」を

お聞かせしたかったのですが・・。 

 

え、聴きたい?

じゃあフルアルバムの動画があったので。

これの20分40秒あたりからが、そうです。

www.youtube.com

いいですよねえ。

元気なビバップ然としたのも

気持ちいいですけど、

バラッドの方が

あっているのかもしれません。

 

さて、「Sketches of Yugoslavia」は

さすがに動画はないですけれども、

収録曲の別ヴァージョンがあったので、

それを紹介しておきましょう。

「Sketches of Yugoslavia」の

5曲目と6曲目になります。

www.youtube.com

 

www.youtube.com

おそらく、これが

彼の本当の姿なのでは・・。

 

After Hours

After Hours

  • アーティスト:Dusko Goykovich
  • 出版社/メーカー: Enja
  • 発売日: 2006/09/12
  • メディア: CD
 

 

Sketches Of Yugoslavia

Sketches Of Yugoslavia

  • アーティスト:Dusko Goykovich
  • 出版社/メーカー: Enja
  • 発売日: 2019/11/29
  • メディア: CD
 

 

この人ね、結構な数のアルバムが

リリースしているみたいですね。

 

ま、ぼちぼち聴いていこうと

思います。

 

でわ、また。