先日、義父の13回忌を
妻の実家で行いました。
空き家となって1年、
什器類はほとんど処分してしまったので、
いろいろと家から持ち込んだりと
手戻り仕事が多くかなり大変でしたが
義母にとっては自分の家での
最後の法事になるかもしれませんから
致し方ないところです。
モノがすっかり減った家の中を見て
何か言われるかもと心配もしましたが、
そんなこともありませんでした。
ま、義母の部屋そのものには
手を付けてないですからね。
で、話は客間に掛けられている
この額の話になりました。
柳屋というのは義母の家の屋号ですが、
書いた人がこういう人です。
「迫水久常」と読めますね。
誰 ?
義母に聞くと郵政省の偉い人だと言います。
調べると、官僚出身の政治家でした。
ウィキペディアによれば、
終戦詔書(いわゆる玉音放送)を起草した人物の一人として知られる。
人なんだそうですよ。
そんな人の書がなぜに義母の家に?
これまた、調べてみると
義母の言う通り、迫水氏は
池田内閣で第17代の郵政大臣
(1961年〜62年)として
入閣していました。
で、実は、義母の父は、その当時、
地元の郵便局長をしていたとかで、
その関係で頂いたと義母が言っていました。
地方の郵便局長に、中央の大臣から
書が届くなんてことが
ホントにあったのかどうか
にわかには信じがたい話ですけどね。
ま、こういう本も書いている
義母の言うところの「スゴイ人」
の名前でしたという話です。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。