ブラックベリーは、バラ科キイチゴ属の植物です。キイチゴ属の中では、おそらくラズベリーと双璧を為す存在ではなかろうかと。色も赤と黒で対照的だし。スタンダールかと、一人乗り突っ込み。
で、我が家にブラックベリーがやってきて3年になりますが、繁殖力が旺盛でびっくりしています。1年目はそうでもなかったけれど、3年目ともなると、もう、わんさかの伸び放題です。
垂れ下がった枝が地面に接していると、そこから発根して新しい株になったりします。植えた覚えのないところからシュートが伸びてきて、なかなかの侵略者ぶりです。庭には絶対植えてはいけない植物にランキングされているほどですので、領土を侵犯したやつは、キッチリ剪定させていただいております、はい。
ブラックベリーは、完熟すると大変甘いのですが、そこまで待つと、収穫の時につぶれやすく、手も汚れるので、生食用の収穫はほどほどにしています。我が家では、少し早めに収穫したものをジャムにして、その酸味を楽しむようにしています。一度に作るジャムは、だいたい6~7瓶程度にして、残りは冷凍しておきます。
無くなるころに解凍して、追加でジャムを作っています。
ただ、種が大きいのが欠点で、生食してもジャムにしても食感があまり良くありません。ミキサーにかけてジュースにしても、やはり種を除かなければ気にはなります。
でも種を除くのは不可能に近いので、生食の時は種ごと食べて、そんなものだと割り切ります。
歯に挟まるんだよねえ、上手に。
さて、なぜに突然ブラックベリー?
それはね、冷凍庫のスペースが無くなってきたので、場所を空けろと天の声があったわけですよ・・・。
何度も、何度も。
仕方なく、ジャムづくりに突入しました。
まず、そのまま、火にかけます。
10分もすればこんな風に、ゆで汁でいっぱいになります。
マッシャーでつぶしていきます。
このまま、砂糖いれて、はい、おしまいでもいいんですけど、やっぱり大きい種が気になるので、裏漉しをして、種を除きましょう。マストですね。
我が家の裏ごし器はこれ。
本当はムーラン欲しいんですが。
遠藤商事 18-10シルバーシャイン ムーラン No42514
ひたすら、濾していきます。へらで湯切りに押し付けるようにゴシゴシします。
濾した後に残った種。この周りに、まだ、きっとペクチンが残っているに違いない。
というわけで、少し水を足して、再度、煮詰めます。
煮立って5分もしたら、火からおろして、再び濾していきます。2回目なので、ざくっとね。
へらで湯切りに押し付けるようにゴシゴシします。
あとは、火にかけて、砂糖入れて、煮込みます。砂糖は、材料の50~70%といいますが、我が家では、ブラックベリーは30%程度でやってます。
はいできました。
ジャム瓶て安く売っているんですよね。ストックはあるんですが、たまたま空き瓶があったので。250ccぐらいのが、ちょうどいいですね。
ジャム瓶 J300ST 251ml 【10本セット】 (銀63RTS-D)
天の声により、急遽、「ブラックベリーのジャムを作ってみました。」の巻でした。
でわ、また。
P.S. ちかじか、カリンのジャムも作る予定です。