今や超大物といった感じのAdel。デビューしたときからイギリスでは注目されていたようですが、僕が彼女を知ったのは、アルバム「21」からです。その中の10曲目、「Love Song」は、イントロから僕を魅了しました。
21 [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック4曲収録 / 国内盤] (XLCDJP520)
- アーティスト: Adele,アデル
- 出版社/メーカー: XL RECORDINGS / BEAT RECORDS
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: CD
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新しいアルバムを聴くときは、イントロから数秒ずつを、最後のトラックまで聞いてから、もう一度初めから聴くというのが通常のスタイルなんですが、このアルバムのときは、頭からずうっと通して聴いていました。で、10曲目で「うーん、なんだこの曲は」となったわけです。基本的にマイナー調の曲が好きなので、この手のメロディーにはすぐに食指が動くのですが・・・。
そして、この曲が実は「The Cure」というグループのカヴァー曲だということを知るわけです。そうなると、当然、そちらも聴いてみたくなりますよね。え、ならないって。僕はなるんですよ。で、まあ、「The Cure」なるグループのアルバムを調べてみました。本当に便利な世の中になったものです。すぐに、彼らの8枚目のアルバム「Disintegration」に収録されていることが分かりました。早速、CDを入手してきいてみました。
Adelのヴァージョンを最初に聴いた時ほどのインパクトはなかったけれども、やっぱりメロディが気に入っているせいか評価としては二重丸。そうなってくると、いつもの悪い癖がでて、他にもカヴァーしているアーティストがいるんじゃね、と、検索作業に突入です。
ほどなく「Jack Off Jill」というグループにたどり着きました。「Clear Hearts Grey Flowers」というアルバムの15トラック目にありました。このグループのジャンルがよくわかりませんが、ラウド系というかメタル系というかそんな感じのアルバムでした。ですから、Adelとは全く正反対のアレンジになっています。
実は、ハードロックも嫌いじゃないんですよ。っていうことで、これはこれで、僕のハートを鷲掴み。お気に入りの曲の一つになっちゃいました。めでたしめでたし。
そうはいっても、Adelのアコースティックなイントロは、秋の夜長にぴったりですね。
でわ、また。