ジャズのスタンダード・ナンバーに
「クライ・ミー・ア・リヴァー」
という曲があります。
だれがいつ作ったかとか、
ウィキに書いてあるんで、
読んでいただければ幸いです。
なにそれって?
私もここ読んで、「ほう」と
思いましたから。
昔から好きな曲だったのですが、
最初に、どこの誰が歌っていたのを聴いて
好きになったのか
なんてことはわからないんですね。
歌詞の内容が、こじれた恋愛物だった
なんて知ったのも、随分と後でした。
まあ、とにかく、
「クライ・ミー・ア・リヴァー」
といったら
まずは、この人でしょう。
CRY ME A RIVER - JULIE LONDON & BARNEY KESSEL - YouTube
イイですね、やっぱり。
ギターもイイですよね。
彼女のアルバムのどれにも
入っている気がしますね。
ウィキにもあるとおり、
これだけのスタンダードナンバーになると、
あまたの方々がカヴァーしているわけなんですが、
「エアロスミス」のカヴァーなんか聴いていると
スティーブン・タイラーの声質に
ピッタリな気がしてくるから
面白いですね。
- アーティスト: Aerosmith
- 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
これ、オリジナルのギタリスト二人が抜けて
新メンバーで制作されたアルバムにしては、
悪くないと思いますけどね。
そもそも、女性が歌って
ナンボの曲だと思ってましたんで、
そういう意味でも、インパクトが
あったのかもしれません。
なので、もうひとつ、
男性の歌う「クライ・ミー・ア・リヴァー」を。
以前に、「Alone Together」という
スタンダード・ナンバーのお話をしたときに
アーチー・シェップの「Blue Ballads」という
アルバムを紹介しました。
これですね。
このアルバムにも「クライ・ミー・ア・リヴァー」が
収録されています。
8分ぐらいの長めのアレンジになってます。
え、サックス吹きだろって?
そうなんですが、ヴォーカルもやるようですよ。
イントロのピアノに続いて、あのねっとりとした
シェップのサックスが「ぴひょー」とか
入ってくるんですけどね、
普通のインスト・ナンバーだと思って聴いていると
不意を突くように、シェップのヴォーカルが
ぬっと、入るんですよ。
5分過ぎですかね。
シブい。
と思う。
特に
「うぉーう、ゆきゃん くらい みー あ りヴあ」
ってとこね。
え、よおわからんなあって?
どぞ。
Archie shepp quartet - Cry me a river - YouTube
何でもあるなあ、ようつべ。
- アーティスト: アーチー・シェップ,アーチー・シェップ・カルテット,アイドリス・ムハマッド,ジョン・ヒックス,ジョージ・ムラーツ,A.Hamilton,A.Schwartz,B.Evans,B.Rose,C.Basie,E.Eliscu,H.Dietz,L.Hart,L.Robin,M.Davis,R.Rainger,R.Rodgers,V.Youmans
- 出版社/メーカー: ヴィーナスレコード
- 発売日: 2010/11/17
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「クライ・ミー・ア・リヴァー」
涙が川になって流れるくらい泣かせたってことなのかいな。
その辺は、よくわからないんですが、
男性が歌っても
気持ちにしみ込むいい曲だあ、という話でした。
でわ、また。