植えた覚えはまったくないのに、
いつの間にか「いる」っていう植物
ありますよね。
今回は、こやつです。
色々調べた結果、
「ハタケニラ」
という植物に
たどり着きました。
グーグル先生に
「ハタケニラ」と打ち込み
検索ワードを追加しようと
スペースを打つと
「ラウンドアップ」と
候補が表示されます。
いやな予感しか
しません。
ちなみに、ハタケニラの写真はこう。
ウィキペディアより引用 Pippi - 投稿者自身が撮影, GFDL-no-disclaimers, リンクによる
この写真では
雄しべの先が黄色ですが、
そうでない写真もありました。
違うとも言い切れない状況で
もやもやとしていたところ 、
ウチの球根おばさんは
そんな雑草ではないと
言い張るのです。
私が球根を買ってきて
植えたのだ、と。
漆黒の闇の中で
灯りを見つけた気分になりました。
「じゃあ、なあに?」
「忘れた、わから~ん。」
「買ってきたんでしょ?」
「間違いなく買ってきた。
忘れることもあるじゃん。」
「砂利を敷いてあるとこにも
生えているんだけどな。
鉢の中ではないんだよ。」
「でも、鉢植えにもいるよ。」
そんな会話をしていて
ようやく絞り出してきた答えが、
「アリウムの仲間」
でした。
アリウムと言えば
巨大な紫色のアイツが思い浮かびます。
もう一度、検索ですね。
「アリウム」という
キーワードがありますから、
それで画像を検索してみました。
出てくるのはやはり、
ギガンテウムの画像ばかり。
しかし、ずんずん
スクロールしていくと
ありましたね、似ているのが。
「アリウム・コワニー」
とあります。
アリウム・コワニーは
ユリ科アリウム属、
いわゆるネギの仲間だそうです。
学名は「Allium neapolitanum」
原産地は南ヨーロッパ、北アフリカで、
オランダで品種改良されたそうです。
30~40cmの長い花茎に
1~2cmの白い6弁花を
15個程度咲かせるとのこと。
しかし、この特徴は
ハタケニラにも当てはまるのでは?
何か決定的な違いが欲しいところです。
そうだ、球根はどうなのでしょう?
1つ引っこ抜いてみました。
早くもこども球根が
できています。
これも嫌な予感です。
ハタケニラの球根の写真を
ググってみると、
なんと、そっくりな写真をいくつも
発見してしまいました。
な・ん・だ・と!
アリウム・コワニーの
球根の写真はあるんですが、
親に子供がくっついている
写真には遭遇できませんでした。
お前はいったいどっちなんだあ!
調べていくうちに
もう一つ違いが・・。
花が終わると、コワニーには
「ムカゴ」ができるらしいです。
ハタケニラにできるのは
普通の「種」。
おお、そうか。
もうしばらく待てばよいのだな。
まあ、植えたというお方が
いるのですから、
ソレも、いるんでしょうけどね。
ハタケニラは
お店で売ってないでしょうし。
ひょっとすると、
コワニーもハタケニラも
あるってことになったりして。
でわ、また。