スパラキシス、各色、咲きましたよ。
微妙に違うのですな、花色が。
白というより薄いピンク。
薄いオレンジでしょうか。
オレンジですね。
薄い赤というべきか。
濃いオレンジというか
薄い赤というか。
真ん中は黄色でなく黒。
そして、最初に咲いた薄い紫ですね。
スパラキシスは
半耐寒性の球根植物ということです。
原産は南アフリカで、
3月下旬から5月にかけて、
原色に近い花を
穂状に咲かせます。
穂状といっても
我が家では
密度は低いので、
ポツポツという感じですね。
花弁の中心が
鮮やかな黄色のものが多く、
花弁の色とのコントラストが
きれいです。
きれいでしょ?
半耐寒性球根とのことですが、
積雪のある我が地方でも
植えっぱなしで
毎年咲いてくれています。
防寒さえしていません。
南アフリカ産なのに
なかなかやります。
ただ、そのせいでしょうか、
花の寿命は短めですが、
蕾が次々に開くので、
花期は、意外と長い
というのですが、
我が家のは
一つの茎につく
蕾の数が2~3個なので
あっという間に
終わっちゃいます。
肥料もやらずに
植えっぱなしは
いかんのですかね、やはり。
色はこのほか
白、黄色、白にピンク斑など
いろいろあるようです。
ウィキペディアって、
言語によって使われている画像が
違ってたりするんですね。
上からイタリア語、
英語、スペイン語、
中国語です。
中国語版は、「絵」ですね。
これはこれで趣があります。
一口に白と言っても、
英語版とスペイン語版を
ご覧になってもわかるように
微妙に違っています。
なかなか奥深い
植物のようですね。
ところで、このスパラキシス、
英語版の記事には
「harlequin flowers」とも
呼ばれていると書かれていますね。
「ハーレクイン」といえば
どこかの出版社が有名ですが
そもそもは「道化師」という
意味のようです。
我が家の古い英和辞典を
引っ張り出してきました。
我が家で最も権威?のある
英和辞典です。
もっとも我が家のは
第五版ですが・・。
そこには
古いイタリア喜劇や
英国のパントマイムで
Pantaloonの下男で
columbineの恋人として
様々な滑稽を演じる
とありました。
謎が謎を呼ぶパターンですね。
ここを読むとなんとなくわかります。
中学生時代に使った
三省堂の「新明解英和中辞典」には
「ハーレクイン」について
いたずらでまた多彩な衣装を着るの特徴
とあります。
つまりは、「赤・緑・青のまだら模様」
の服を着る道化師のような
花だという意味なんでしょうか。
ちょいとした沼に
入り込んだような気分ですが、
なんとなくそう呼ばれるわけが
わかる気がします。
で、お花の話に戻りましょう。
ウチの球根おばさんの仕業で、
あちこちに2、3球ずつ
植えてあるもんだから
咲いてもちょっと寂しいのです。
まとめて植え替えてあげた方が
イイと思うのですが、
許可が下りるでしょうか・・。
でわ、また。