2006年にアルバムデビューした、アンナケイ(Annekei)。
美人ですな。
好き好きなんだろうけど、僕はそう思う。
女性のジャズヴオーカリストというと、どちらかと言うと、太い低い声の人が多いような気がする。ニーナ・シモンとかケイコ・リーとかダイアナ・クラールとか。
そうでない人が他にもいっぱいいるじゃないかって。
そんな気もする。
でも、ケイト・ブッシュのような声の人は、あまり聞かないですよね。
ま、ケイト・ブッシュは普通の声の主ではないか。
アンナケイがそんな声の持ち主だというわけではないんですよ。
音域は普通の感じですね。でも、透き通った奇麗な声ですよ。
彼女がジャズなのかどうかという話は置いておきましょう。別にポップスでも構わないのです。美人だし声も心地よいじゃあないかということで、そこに異論が無ければ。
2012年に「A-side」というアルバムをリリースした後、日本ではきちんとしたアルバムが出ていませんね。いったいどうなっているんでしょう。お母さんになっちまったこととは、関係ないよなあ。
彼女のフェイスブック見ている限りは活動はしているみたいですよね。東京にも来て、ライブもしているみたいだし。ま、いいか。
彼女のアルバムは、日本を意識した作りになっていて、日本語が曲のタイトルになっていたりする。曲の中で、日本語を話したりもしている。
例えば、デビューアルバム「Annekei」(2006年)の13曲目「Shiki~四季~」、
2枚目のアルバムはタイトルが「Tsuki」(2007年)だし、3曲目は「Arigato Gozaimasu」、12曲目が「Towani」ですもんね。
日本でのプロモーションだからってのはあるんでしょうけれども、どうなんだろう。ちょっと違和感がないでもない。曲の最初に日本語が入ってくるなんてのも、あまりいただけない(「Annekei」の4曲目)。
まあ、本人が2008年のHMVインタビューで「日本語の言葉大好きです」と言っているので、それでいいのかな。
Dimensionという日本のフュージョンバンドがレコーディングに参加してたり、このバンドのギタリストがプロデューサーやってたりしています。
さて、で、どの曲が心地よいのかということになります。
それはね、「Touch」(2009年)の11曲目「Touch」です。
スキャットだけでヴォーカルはとっていないんですけど、雰囲気の良いナンバーです。目を閉じて聞きたい曲です。
- アーティスト: アンナケイ,リー・リトナー,パトリース・ラシェン,ウィル・ダウニング,ジョン・ビーズリー,メルヴィン・デイヴィス,オスカー・シートン,デイヴ・ウェックル
- 出版社/メーカー: ビデオアーツ・ミュージック
- 発売日: 2009/06/24
- メディア: CD
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お薦めが本人がヴォーカルとっていない曲ってなんだね!
スキャットしてますって。声、入ってますって。
Annekei アルバム出してくれよ というお話でした。
でわ、また。