ブルー・オイスター・カルト(Blue Oyster Cult、以下BOC)という、1960年の後半から活動しているバンドがあります。ハードロック系と紹介されてますね。私的には、ちょっと、違うんじゃね、という気もするんですけど。
そんな彼らのアルバムに 「オカルト宣言」(Secret Treaties、1974年)というヤツがあります。サード・アルバムになります。
にしても、この邦題は何とかならんかったのかいなと思ってしまいます。
レコード会社が、アメリカ版「ブラック・サバス」として売り出そうとしていたということらしいので、まあ、わからなくもないですが・・・。
で、この中に「Astronomy」ってのがはいっているんですが、コイツが、なかなか、心地よいのであります。
サード・アルバムからの最初のシングルカットでもあり、聞いたことがある人もいるのではないかなーと思うんですが、どうでしょう。
BOCそのものがバカ売れしたグループでもありませんから、ご存知ないですかねえ。
で、何がか。
バックに流れるギターがさ、ちょっと。
これといって特徴のないところが、BOCの特徴だと思ってるんですが(何それって言わないでねん。)、ふと気がつくと、なんか鳴ってるぞ、あ、ギターだ、みたいなとこが、いいなあと。
3分50秒ぐらいからが2回目のサビだと思うんですが、そこからのギターですよ。コア過ぎますかね。
ギターのソロだと1978年のライブ盤「Some Enchanted Evening」の「Astronomy」の方がしっかりしてると思うんですけども、私的にはスタジオ版をお薦めしたい。
なんか変なこだわりが出てるなあ。大丈夫かな、オレ。
というわけで「青い牡蠣教団が何を目指しているのかは謎」なんだけど、3枚目のアルバムの「Astronomy」の控えめなギターが心地よいぞという話でした。
でわ、また。