「シアー・ハート・アタック」(Sheer Heart Attack)
もちろん「ジョジョ」の第4部に出てくる吉良吉影のスタンド能力ではないですよ。
えっ、ジョジョ知らない?
荒木飛呂彦のマンガですよ。
「ジョジョの奇妙な冒険」っていう、120巻オーバーの。
ジョジョの奇妙な冒険(第4部) ダイヤモンドは砕けない 文庫版 18-29巻セット (化粧ケース入り) (集英社文庫)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/06/15
- メディア: 文庫
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ここで言うのは、1974年リリースの「クイーン」(QUEEN)の3枚目のアルバム・タイトルです。
「心臓発作」とか「心臓を一突き」という意味だそうです。
バラエティーに富んだ曲構成のアルバムだと思うのですが、目玉はやはり1曲目の「ブライトン・ロック」、2曲目の「キラー・クイーン」ですよね。
どこかの街の喧騒の効果音で「なになに」と好奇心をあおっておいて、さらにフレディのファルセットが追い打ちをかけます。
そしてブライアン・メイのギター・ソロが・・。
まあ、すんごいですよね。
クイーンの一部のファンの間では「津軽三味線」風と揶揄されるような独特のモノですが、5分ちょっとの曲のおよそ半分、続くんですよ。
ぐぐっと聴き入ってしまいます。
とりあえずは、聴いてみましょう。
Queen - Brighton Rock (Official Lyric Video) - YouTube
そして、それに続く彼らの大ヒット曲「キラー・クイーン」。
歌詞に「フルシチョフ」とか「ケネディ」とか出てくるところもアレなんですがね、クイーンの曲とは思えないポップで軽やかな仕上がりであって、それでいて、冒頭の指を鳴らす音とかコーラスとかはクイーンそのものというか、そういう曲です。
ソイツが「ブライトン・ロック」の後にさりげなく入ってくるっていうところがもう、このアルバムの全てですね。
そして次の、ロジャー・テイラーのハスキーヴォイスによる「テニメント・ファンスター」へと、ここへの流れもイイですよね。
6曲目の「ナウ・アイム・ヒア」もイントロからカッコいい。
なぜか 「The Prophet's Song」を連想するんですよ。
収録曲収録曲は、以下の13曲です。
Brighton Rock
Killer Queen
Tenement Funster
Flick Of The Wrist
Lily Of The Valley
Now I'm Here
In The Lap Of The Gods
Stone Cold Crazy
Dear Friends
Misfire
Bring Back That Leroy Brown
She Makes Me
In The Lap Of The Gods...Revisited
40年以上も前のアルバムですけどね、どうぞ。
「A Night At The Opera」を予感させるに十分な一枚だと思います。
でわ、また。