NHKの大河ドラマ「真田丸」を見てから、行きたかった所の一つに「安土城」があります。
城郭があるわけではなく、石垣が残っているだけですけれども、天主跡からの眺めが「心地よい」と人づてにきいたものですからね。それに、信長も見たであろう景色を見てみたいなと思った次第です。
入り口の看板に全体図がありました。
山一つお城の敷地ですね。このうち歩けるのは、茶色のラインだけのようです。
いくら、攻められてはいけないからといって、この階段はねーだろー。
心が折れそうなくらい、階段は延々と続くのです。
階段の途中には、知った名前の石柱があちこちに立っていました。
伝ではありますけれども、お屋敷があった場所ということですねえ。
そしてまた、階段のところどころにこのような表示がありました。
いやいや、こうやって明示してなかったら、間違いなく踏んづけてますよ。もしかすると明示されてないものもあるかもしれませんから、踏んづけちゃってるかもしれません。ごめんなさい。
にしても、墓石などもあるということですから、使える石材は何でも集めさせたっていうことですよね。
恐るべし、信長。
さらにはこんなものも・・・。
仏足石ですね。思わず合掌してしまいました。
恐るべし、信長。
で、ようやく天主跡かと思いきや、たどり着いたのは信長本廟でした。
あれ?道、間違えたか?一本道のはずだったが・・・。
周りの人たちも似たような反応。
実はね、赤い矢印の方へ曲がらないといけなかったのですが、階段が見えたので左に曲がってしまったというわけですね。
気を取り直して、来た道を戻り天主の方へ向かいました。
目的地はすぐそこだというのがうすうすわかりましたので、足取りは軽やかです。
そして、ついに到着。
何があるわけでもなく、「址」なんですけどね。あ、礎石はありましたね。
そして、ご褒美はこれでした。
写真の技術が今一つなので、感動が伝わらないかもしれませんね。
広角持ってないので、PCで張り合わせましたが、それも今一つですね。残念。
琵琶湖対岸の高島市に向いている感じになります。
手前の湖っぽいのは須田川になるんでしょうか。
琵琶湖に山が浮いているようですね。
しばらく景色を堪能してから、山を下りました。途中で三重塔と二王門があるというので楽しみにしていたのですが、三重塔は修復工事中で囲いの中でした。
これは残念でしたね。
ココを過ぎると、あとは下るだけの帰り道です。入場した入口へと戻ることになります。帰り道には特に何もなかったのが、少し寂しかったですね。
曇り空との天気予報でしたけれども、晴れ間も結構あって、安土城跡、十分堪能できました。
それにしても規模の大きいお城だったんですねえ。実感できました。当時の信長の権勢の一端を見たような気がします。
これを全部を復元できたら、それはそれはすごいことになるんだろうなあ、復元できねーかなー、などと無責任なことを思いつつ、家路につきました。
城跡は摠見寺というお寺が管理をしているようで(境内ということなのかもしれません)御朱印が戴けます。
もちろん「天下布武」と書いてありますね。
でわ、また。