最近お寺づいています。
今回は、勝山市にある
白山平泉寺に行ってまいりました。
この続きです。
前回は三之宮まで行きましたね。
境内はそんなところですが、
(本当はまだいろいろあるようです。)
戻る途中で
こんな看板を見つけました。
最初に見た案内板の
これのことですね。
南谷三千六百坊跡ですか。
私を誘うように、道が続いています。
行かねばならない、
そんな気がしてきました。
石畳の小路を進んでいくと
開けた谷に出ました。
サワガニでしょうか、
が、いたりしてのどかです。
南谷の全景になるんでしょうか、
ここに、三千六百もの
僧坊があったとは思えませんね。
のどかです。
ずんずん歩いていきますと、
やがて構造物らしきものが
見えてきましたよ。
ここを曲がれという標識。
曲がってみると
おお、古代の道ですな。
筑地壁の跡。
右側は復元されていて
左側は発掘されたままの状態で
保存されているようです。
立派な門が復元されていました。
その先には、
延々と石の道が続いています。
屋敷への出入口部分ですね。
解説板が設置されてましたが、
ちょっと読みにくい状態でした。
山の中へと続く石畳の道。
この木々の下にも、
僧坊跡や道の跡が
埋もれているのだそうです。
発掘されているのは、
かつて田畑として
利用されていた部分のようですね。
山林の部分は、そう簡単には
調査できないでしょう。
反対側の「北谷三千坊」跡は、
今も田んぼ、もしくは
荒地化したままのようです。
聞くところによると
この発掘調査は、
平成元年から行われているそうですが
その進捗は全体の数パーセントにも
達していないのだとか。
全ての遺構が発掘・復元されると
とんでもないことになりそうですね。
前に行った安土城跡なども
規模が大きすぎて、
完全な復元は無理なんだろうなあと
感じましたが、
ここはさらにそんな気がしましたね。
春にまた来ようと思いました。
でわ、また。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。