この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

ドン・フリードマンのサークル・ワルツとア・ディ・イン・ザ・シティ

ドン・フリードマン

(Don Friedman)という

ミュージシャンがおります。

アメリカの

ジャズ・ピアニストですね。

 2016年に亡くなっています。

 

目次

 

エヴァンス派

ドン・フリードマンは

エヴァンス派と言われています。

 

何それ?って思いますよね。

派閥的なグループを言うのではなく

何でもピアノの演奏法を

指した言葉らしいのです。

 

ピアノの弾き方って

パウエル派と

エヴァンス派ってのが

あるそうですね。

 

で、パウエル派っていうのは

右手にメロディを、

左手に和音を受け持たせ、

ピアノを単音の管楽器のように

使う弾き方なんだそうです。

エヴァンス派ってのは

そこから抜け出した弾き方だって

どっかに書いてありました。

インタープレイが特徴的なのだとか。

 

音楽理論の知識はないので

その辺の解説を読んでも

ちんぷんかんぷんなんですが、

エヴァンス派の方が

あとに出てきた演奏法だ

というのだけわかりました。

 

「パウエル派とエヴァンス派」

と叩くと、いくつか解説されている

サイトが出てきますから

読んでいただいた方が

いいかもしれませんね。

 

ジャケット

話がズレましたが、

彼の作品で有名なのが

「サークル・ワルツ」という

アルバムです。

 

こんなジャケットの

アルバムです。

 

もしかすると、目にしたことが

あるかもしれませんね。 

サークル・ワルツ(紙ジャケット仕様)

サークル・ワルツ(紙ジャケット仕様)

 

 
ジャケット良いですよね。

レコードのジャケットは

それぞれのレーベルに

専門のデザイナーが

いたりするんですね。

 

例えばブルーノートでは

リード・マイルス

(Reid Miles)が、

リバーサイドでは

ケン・ディアドフ

(Ken Deardoff)が

有名ですね。

 

で、この「サークル・ワルツ」は、

そのディアドフの

デザインなんだそうです。

 

また、ジャケットの

下半分を占める画、

こちらはフレッド・シュワブ

(Fred Schwab)

という人の作品です。

 

画の左下に 

ちゃんとサインが

してありますから

間違いないでしょう。

 

フレッド・シュワブと

ネットで検索をすると

マーベラスの漫画の表紙が

たくさん表示されるんです。

 

漫画家だったのか、

そういう人だったんだ、と

感心しております。

 

例えば、これね。

同一人物かどうかの

確証はないですけれども。

 

それにしても、雰囲気のある

ジャケットですよね。

 

飾っても値打ちがある気がします。

そうすると、 

CDでなくLPで

欲しいところですよね。

飾る用と保存用、

同じものを2枚持つ

マニアの気持ちも

わからないでもないですね。

 

収録曲

さて、ジャケットが

良いのはこれぐらいにして、

収録曲を聴いてみましょう。

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アルバム・タイトルの

「Circle Waltz」 でした。

 

ベースがチャック・イスラエル、

ドラムはピート・ラロカ。

 

先程、フリードマンが

エヴァンス派と言われていると

書きましたが、実は

フリードマンとエヴァンスには

浅からぬ因縁があると聞きました。

 

エヴァンスのトリオの

ベース奏者といえば、

スコット・ラファエロ、

そしてチャック・イスラエルを

思い起こす人が多いと思うのですが

彼ら二人は、もとは

フリードマンと一緒に

セッションを行っていたそうです。

 

それをエヴァンスが

自分のトリオに

引き抜いたというのです。

 

イスラエルに至っては、

このように

トリオのアルバムに

参加してますからね。

 

知名度で言えば

エヴァンスの方が

上だったと言われていますが

フリードマンとしては

穏やかではなかったかもしれませんね。

 

あまっさえ、エヴァンス派などと

言われては・・。

 

では、このアルバムから

もう一曲どうぞ。

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もう一つのドン・フリードマン

思わせぶりな

目次をつけましたけど

もう一枚、彼のアルバムを

紹介するだけです。

 

「A Day in the City」と言います。

「Circle Waltz」の1年前、

1961年にリリースされたアルバムです。

パーソネルは

ベースがチャック・イスラエル、

ドラムはジョー・ハント。

 

彼の、メジャー第1号です。

 

その中から1曲、「Midday」を。

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このアルバムもジャッケットは

ケン・ディアドフの

手によるものですね。

ア・デイ・イン・ザ・シティ

ア・デイ・イン・ザ・シティ

  • アーティスト:ドン・フリードマン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/05/21
  • メディア: CD
 

 

都会での1日を

「Dawn」から「Night」までの

6つの曲で表現した

ピアノ・トリオです。

 

叙情的なメロディで構成された

いいアルバムだと思うのですが、

専門家の評価はというと

それほどでもない気がしますね。

 

なぜでしょう。

 

でわ、また。