この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

「ブライアントの”黄金の耳飾り”は、ピカいち素敵」 - Golden Earrings

この前、「エンジェル・アイズ」というジャズのスタンダードナンバーが、イイと思うんですよね、という話をしました。

 

これですね。 

www.kokochiyoi-blog.com

 

この中で、「レイ・ブライアント」(Ray Bryant)のアルバムを話題にしました。

レイ・ブライアント・トリオ
by カエレバ

で、このアルバムには「エンジェル・アイズ」のほかに「ゴールデン・イヤリングス」という曲も収録されています。

 

コイツもなかなか良い曲なのですよ。

 

今を遡ること70年余り、1946年に「ビクター・ヤング」(Victor Young)という人が作ったとのこと。作ったと言い切ってしまうと語弊があるのかな。

1947年の「ゴールデンイヤリングス」という映画(ウィキペディアによると「ロマンティック・スパイ映画」らしい)の主題歌で、その元は、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」にも使われているハンガリーのジプシー民謡だとのことだからです。

 

さて、ここで問題です。この動画のどの部分でしょう?

www.youtube.com

おそらく4分50秒当たりからの旋律かなあと思うんですけど。

 

ヴィクター・ヤング - Wikipedia(英語版の方が情報は多い、けどよくわかんねーし。)

 

Golden Earrings - Wikipedia(英語版しかねーし、仕方なく。)

 

映画では、「マレーネ・ディートリッヒ」(Marlene Dietrich)が歌っていました。

これもね、歌詞のある歌だったなんてのは後から知ったんですけどね。

そして、有名になったのは、ディートリッヒではなく「ペギー・リー」(Peggy Lee)のレコードだったようです。

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こうして聴いていると「ジプシー」ってイメージが湧いてくるから不思議です。

 

話を元に戻して、と。

「レイ・ブライアント」の「ゴールデン・イヤリングス」、オーソドックスと言えばオーソドックスな演奏なんだろうと思いますが、淡々としたベースとドラムがブライアントのピアノを際立たせているといいますか、そういう印象を持ちます。

 

エディ・ヒギンズの「Don't Smoke In Bed」(2001年)にも収録されているんですよね。こっちはエレクトリカルな感じで、元気いっぱいという印象です。ヒギンズ、好きなんですよ。

ベッドで煙草はよくないわ
by カエレバ

 

悪くはないんですが、

「さ、どっち!」

と言われると、この曲はブライアントですね。

 

ということで、今回は「ブライアントの“黄金の耳飾り”は、ピカいち素敵」で心地よいぞという話でした。

 

でわ、また。