またまた、昔話で
大変申し訳ないのですが
今から30年以上前に
「キャバレー」という
邦画があったんですよ。
「グイン・サーガ」で有名な
栗本薫さんの小説が原作ですね。
栗本さんは、SFがメインですけど、
「キャバレー」のような
ハードボイルド物もいくつか
書いてらっしゃいます。
で、ストーリーは、
ジャズ・サックス奏者とヤクザの
奇妙な交流を描いたものナンですが、
軸となるのが、
「レフト・アローン」(Left Alone)
という、ジャズのスタンダード・ナンバー。
この曲は、マル・ウォルドロンという
ピアニストの曲で、
ビリー・ホリデイが歌詞をつけました。
残念なことに、彼女が歌っているものは
残されていないと言います。
何度も録音しようとしたのに、
そのたびに楽譜を忘れたのだとか・・。
ホントですかね。
物悲しい旋律のナンバーですね。
では、マル・ウォルドロンの
ナンバーを聴いてみましょう。
サックスは、「キャバレー」でも名前が出る
ジャッキー・マクリーンです。
映画の主題歌は、マリーンが
歌っていました。
Left Alone (Marlene/1986) - YouTube
やっぱり、サックスの印象で
曲のイメージが変わるように思います。
お好みのヴァージョンを、
探すのも楽しいですよね。

レフト・アローン +6 (日本独自企画盤、解説、ボーナストラック付)
- アーティスト: マル・ウォルドロン
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シェップは、何を演っても、ネットリだなあ。
でわ、また。