「心の痛みにおはようだ」なんて、
どゆこと?
大丈夫なのか!
いきなりなんのことだって?
いやあ、すいませんね。
実はね、
「Good morning Heartache」
という曲があるんですよ。
ビリー・ホリディの代表的な曲ですね。
この曲は、アイリーン・ヒゲンボッサム
という人がビリー・ホリディに
提供した曲ということです。
アイリーン・ヒゲンボッサムって、だれ?
ですよねー。
ベニー・グッドマン楽団の
ピアニストであった、
テディ・ウィルソンの奥さんだ
とかいう話もあれば、
ルイ・アームストロング楽団の
トロンボーン奏者、J.C.ヒゲンボッサムの
姪っ子だという話も・・・。
それもわかんないなあって?
そうでしょうねえ。
私も知りませんでしたし、
知っててどうなの?って感じですわな。
一度、聴いてみましょうか。
Billie Holiday - Good Morning Heartache - YouTube
どうですか?
ホリデイのは、オリジナルとして
一度、耳にしておいた方がいいかな、
ということでお願いします。
私も、ホリデイの歌を聴いたのは、
この曲を知ってからずっと後でした。
日本のジャズ・ピアニスト
「山中千尋」の
「Forever Begins」(2010年)
というアルバムに収録のモノを聴いて
いいなあと思ったのが最初でした。
Good Morning, Heartache - YouTube
こりゃあ、良い曲だなあと、思いましたねえ。
次に聴いたのが、「Karel Boehlee Trio」の
「Silent Nocturne」というアルバム。
いずれもインスト・ナンバーです。

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いいじゃん!このメロディは。
一体誰の曲なのさ?
ということで調べた結果、
ビリー・ホリディに辿り着いたわけです。
ヴォーカルの入った曲を
耳にするようになったのは
それからでした。
立派なスタンダード・ナンバーでね、
歌っている人は、
サラ・ボーン、
ジル・スコット、
エラ・フィッツジェラルド、
エタ・ジェイムス、
ダイアナ・ロス・・・。
枚挙に暇がないくらい。
どれも、心にしみ込みますね。
冒頭の「心の痛み」というのは、
恋人との別れで傷ついた
心の痛みのようですが、
そういったことに限らず、
忘れたはずのつらい気持ちが
朝、目が覚めるとそばから離れない
なんてことは、実際よくある話ですよね。
そうした苦しさに向き合って
「まあ、座んなさいよ」なんて、
やっぱり
「大丈夫なのか!」
と思ってしまいます。
そんな強さも欲しいものですなあ。
でわ、また。