「パリの散歩道」(Parisienne Walkways)と言えば、「羽生結弦」サンですねえ。もう5年ほども前の話になってしまいましたよね。
そして演奏しているのは「ゲーリー・ムーア」(Gary Moore)です。
羽生サンのおかげで随分と幅広い層に名前を覚えてもらえたのではないでしょうか。
泣きのギターといえば「ゲーリー・ムーア」を真っ先に挙げる人もいるくらいの人ですけど、知名度があったかというとそんなにもなかった気もします。
さて、この曲は、1978年発表の「バック・オン・ザ・ストリーツ」(Back on the Streets)に収録されていまして、翌年にシングルカットされた曲です。
ところが、このアルバムに収録のヴァージョンにはヴォーカルが入っています。
そうです。羽生サンのショート・プログラムで使われたのはこれではないということになりますね。ヴォーカル入ってなかったですもんね。
私も始めは、原音のトラックからヴォーカルだけぶっこぬく加工でもしたんでしょっ、と思っていたのですが、そうではなかったようでして。現実的にはそんなことはできないんでしょうね。
1983年にリリースされた「ゲーリー・ムーア・ライブ」というアルバムがあるんですが、このB面に収録の「パリの散歩道」だったようですね。
なんと、このアルバムのモノは、インスツルメンタルなんですよ。
そういう話を当時聞いたので、早速手に入れようとしたのですが、最近まで実現できませんでした。
たまたま、見覚えのあるジャケットに出くわしましてね。中古のLPですけど。
今じゃ、帯などには下記のようなフレーズがついている状態です。
問い合わせとか結構あったんでしょうね。
曲自体は、皆さんなんどもお聴きになったとおり、ギターが泣きまくる心地よい名曲です。
ヴォーカル無い方がいい?
それをいっちゃあ、おしまいよ。
でわ、また。