公開されて1ヶ月が経過してしまいました。
が、やっと、見に行くことができました。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」のことです。
封切りされてから1ヶ月もすれば、私の地方では、パラパラの鑑賞者しかいないことが多いんですよね。
なので、入館した時は、並ばずにすっと行けたのですが、映画館から出たときに目にしたモノは、驚いたことに次の上映を待つ人の列でした。私と同年代の人たちだけでなく、お若い方もおられましたね。
この映画の人気の程を知ることになりました。
40年ほども前のあの頃、これだけの人が「クイーン」に熱狂していたかというと、そこは、断じて「否」だと思いますが、何なんなんでしょうね、この現象は。
レンタルCDや他の音源が在庫切れだと言うことは、新しいファンが増えたと考えればいいのでしょうね。昔からのファンであれば今さらですから。
映画は、時系列的にどうなの?というようなところや、自分の好きな曲が出てこないフラストレーションとかありました(わがままですねエ。)が、時折、昔のフィルム・コンサートを見ているような感覚に陥ることもあって、懐かしかったです。
「Love of my life」が各シーンで、効果的に使われていたように思います。
そして、良くも悪くも、「光」と「影」を前面に出した「フレディ・マーキュリー」の映画なんだなあ、と思いました。
「LIVE AID」のシーンは、本当にうまく作ってありました。実際の映像がネットなどにもありますので、これをご覧になってから映画を見に行くのもアリだと思います。まだ見てないという人は少ないんでしょうけれども。
エンド・ロールで「The show must go on」が流れるのですが、彼らの実質的な最後のアルバム「イニュエンドゥ」の、これまた最後を飾る曲でもあり、また、個人的に好きな曲の1つでもあったので、少しばかり、感情が高ぶりました。
エンド・ロールが終わって館内の照明が点くまでほとんどの人が席を立たなかったのが印象的でした。
私は「I want it all」も好きなのですが、「A Kind of Magic」以降のアルバムの曲は使われてなかったようです。
でわ、また。