「欲望」と邦題のついた映画があります。「欲望」なんですけど、原題は、「Desire」ではなく「Blow Up」なんですね。
「Blow Up」には、①膨らませるとか、②破裂する、③腹をたてる、④叱りつける、⑤拡大するなどの意味があるそうです。
この映画は、ストーリーの発端が偶然撮った写真を引き伸ばしたことにありますから、意味としては5番目になるんでしょうね。
なかなか難解な映画だと思うんですよ。
私はこの映画は、ハービー・ハンコックがサントラを手掛けているということで、知ることになりました。
これですよね。全13曲。
パーソネルが、フレディ・ハバード(tp)、フィル・ウッズ(as)、ジム・ホール(g)、ロン・カーター(b)、ジャック・デジョネット(ds)などそうそうたるメンバーです。
ただ、曲としては、そんなに好みの曲が入っているわけではないのです。
アルバム冒頭から??。
強いてあげれば、6曲目の「Jane's Theme」、9曲目の「The Kiss」あたりですかねえ。
今はこんなジャケットになっていて、収録曲も17曲になっています。
で、なんにせよ、これを聴いていて、じゃあ映画はいったいどんなものなのかいな、一度見てみようかい、となったわけです。
なんか怪しげな装丁ですよねえ。
これだけ見ていると「欲望」とつけられたタイトルにも違和感がない、というか違うベクトルの映画にさえ思えてしまいますよね。
そうして見た感想が、最初の方にも書いた「難解な映画だなあ」ということですね。
少しググっていただくと、いろんな評価を見ることができます。
映画の絵画化というようなものもありました。
まあ、ヤードバーズの演奏シーンはグッドでしたけどね。「Stroll On」演奏してましたよ。もちろん、アルバムにも収録されています。
注目するところ、違うだロー、と叱られそうですね。
そのとおり!
ということで、サントラを先に聴いてから見た映画があったのだけれど、難しくてよくわからなかったという話でした。
でわ、また。