ネット通販などで、
推されている
アーティストの中には、
自分の聞いたことのない名前が
結構あったりしますよね。
私のレベルでの話ですけど。
そんなアーティストのアルバムを
たまに買ったりして、
アタリだったとかハズレだとか
一喜一憂しているわけですね。
可愛いもんでしょう?
でも、面白いです。
今回は、そんな中の一人の話です。
名前を「Thelma Gracen」と言います。
セルマ・グレーセンと読むらしい。
えっ!なんですと!
ご存じですと!
知らないのは
わたスだけだったスか!
じやあ、ソコは知らない体で、
ヨロシクお願いします。
この人は、アルバムを
一枚しか出してらっしやらないそうです。
センセーショナルに
セルマ・グレーセンが唯一残した超レアなアルバム
とか
モダンなセンスが冴える
とか書かれているのを
見たり聞いたりすると、
「どんなんでしょう」
とか思いますよね。
さらに、気に入ったからといって
たくさんの音源を収集するはめにも
ならないだろうということで、
買ってみました。
CDの帯には
幻の美人歌手、セルマの色香が漂う・・
とあったのが、決め手でした。
(ホントは違いますよ。)
さっそく聴いてみましたが、
彼女の「キュート」な声質が
なかなかよろしいのではと
感じました。
このアルバムでは、
「夜も昼もが良い」と
どこかで読んだので、
それをどうぞ。
ね、かわいい歌声では、ありますよね。
バックのジャズメンは、
ts ジョージ・オールド
p ルー・レヴィ
g バーニー・ケッセル
b ジョー・カムフォート
ds シド・バルキン
tb クエン・アンダーソン
です。
恥ずかしながら、私、
バーニー・ケッセルしか知りません。
だからというわけではありませんが、
私的には、ケッセルのギターから始まる
「More Than You Know」の方が
好きですけどねえ。
遠くで鳴ってる感じのピアノも
イイ感じですよ。
1927年のミュージカル
「グレート・デイ」の中の
曲だそうです。
なんかこれで、全曲聴けるようですね。
11曲目です。
CDには、1987年に日本で発売された
LPについていたライナーノーツと
思われるものが入っていましたが、
そこには本当にレアだったようなことが
書いてありました。
最近の話ですと、
CDで再発されてからは
それ程レアではないとされています。
今は廃盤ぽいですけど 。
そんなわけで、ま、
今回は「アタリ」だったかと
思ってます。
でわ、また。