この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

タマスダレ(ゼフィランサス)と南京玉すだれ

陽射しはあるものの、

空気は涼しく

心地よいので、

お昼頃に外を

ふらふらと

歩いていました。

10月8日のことです。

 

すると、道端の側溝に、

白い花が咲いているのに

気がつきました。


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特徴的な細い葉っぱに

6弁の白い花。

ゼフィランサスこと

タマスダレですね。

 

なんでこんなところで

咲いているんでしょう。

一応、園芸種では

ないのかね、君は?

 

明治時代にペルーから

来たようですが

日本の気候によく馴染んで

野生化しちゃってるのも

あるそうですね。

 

そうだったのか。

 

今が旬なんでしょうか。

プランターで咲いているものも

あちこちで見受けられます。

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この細い葉っぱは、

ノビルと間違われやすいそうです。

間違うかなあ。

ゼフィランサスの葉は、

固そうな匂いが

ぷんぷんするけどなあ。

 

まあ、えてしてそういう輩は

毒を持っているのですが

例に違わず、こやつも

リコリンという

アルカロイド毒を

持っているんですって。

 

名前は可愛いが、

毒は毒です。

気を付けましょう。

 

実はですね、前々から

気になっていたことがあります。

 

このタマスダレと

南京玉簾の関係ですね。

 

植物のタマスダレの由来は、

どこのサイトにも

だいたい同じ様なことが

書いてあります。

玉簾(タマスダレ)の名は、細長く円柱状の葉が集まっている様子を簾に、純白の花を玉(宝石)に例えたもの。

ということですね。

 

じゃあ、南京玉簾は?

 

その前に、植物でない

玉簾というモノが

あるのかというと、

あるんですね。

 

普通の簾を

お上品に言った言葉、

あるいは、

宝石で飾り付けを施した簾、

ということになるようです。

 

その昔、宮殿や寺社の

仕切りとして使われた

簾などをいうんですかね。

 

なので、玉簾というのは、

単に簾を指すと考えても

良いのではないかと思います。

 

そう考えると

南京玉簾の「玉簾」は、

植物のタマスダレと

同じ意味ってことですかね。

 

ただ、芸に使われる簾に

玉を付けるのは

違和感がありますよね。

 

ここからは、わたスの、

根拠のない推論です。

玉というのは、

宝石のことです。

宝石というのは

それほど大きくは

ありませんよね。

 

むしろ小さくは

ないでしょうか。

 

そう、玉に小さいという

ニュアンスが

含まれているとしたら、

南京玉簾の玉簾は

片手で持てるような

小さい簾のことを指すのだと

言えるのではないでしょうか。

 

それなら、腑に落ちる。

 

※ 玉はヒスイとかの石の宝石をいうらしいです。

真珠のようなものは字のとおり珠を使うそうですね。

石だと結構大きいものもあったりしてね。 

なので、ちょっと無理がありますかね。

 

ところで、

ビーズのことを

「南京玉」って

いうらしいんですよ。

金子みすゞ南京玉―娘ふさえ・三歳の言葉の記録

金子みすゞ南京玉―娘ふさえ・三歳の言葉の記録

 

 

穴のあいた

小さな玉のことになりますね。

そうだとすると、

南京玉のような簾とも

とれますよね。

「南京玉 ー 簾」ですね。

 

南京玉簾は、

小さな簾の棒に

穴が開いていて、

紐で連結されて

自由に動くように

なっていますからね。

 

最初は、そう思ったんですよ。

ただ、世にも珍しいという意味で

南京という言葉が

使われているようですので

「南京 ー 玉簾」と区切らないと

そうはならないなあと。

 

結局は、よく分からないぞと

いうことですね。

 

ええっ、どうでもいいことを

くどくどと何なんだって?

 

そうですね。すいませんね。

かえってもやもや

しちゃいましたね。

 

ならば、

南京玉簾で遊んでみては?

佐藤万 3252 本格南京玉すだれ 日本の歳時記

佐藤万 3252 本格南京玉すだれ 日本の歳時記

 

 

側溝にタマスダレが

咲いているからいかんのだ。

 

でわ、また。