ボウズの男・・・。
釣りは好きだが、
釣果があったためしが
なかったという
かわいそうな男。
そんなボウズの男の
釣り日誌です。
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ボウズの男がその名を返上してから
久しいのではあります。
それでもやはりボウズの日は
絶対にあるハズです。
ちょくちょく出かけては
いるようなのですが、
釣果はあまり耳にしませんね。
先日も、こやつが
ガレージ横に立て掛けてありました。
・・・行ったハズなのにね。
実際そんな日は、釣具が傷んでないか
チェックをしていたと
いわんばかりの雰囲気を漂わせて、
はなから行かなかったことに
しているのではと
思われる節があります。
つまり、何も語らない・・・。
まあ、こっちも
何処まで行ってきたとか
「ボウズ」だったのか
などとは聞かずに、
見てみぬふりをするわけですが。
そんな日が何回か続いた先日、
「そろそろアオリの季節だから
様子を見てきたんだ。」
と写真を送ってきました。
小ぶりなイカが一匹いましたね。
久々に釣れたのね。
通常、アオリイカは
春から夏にかけての産卵期が
旬とされているのですが、
秋にそこそこ大きくなった
今年生まれた個体を
狙う輩もいるわけです。
その輩なわけですね、彼は。
こういう疑似餌に
騙されるんですね。
「この時期は、まだこんな大きさかな」
1杯だけかい?
「あとは小さすぎてリリースした。」
そうかい、大漁の日を楽しみにしているよ。
帰宅後、キッチンで
なにやら作業をしていたので
こいつのお刺身が食卓に
のるのかと思いきや
いたのはこれでありました。
カサゴのお刺身ですね。
イカはどうなったんだい?
「ゲソは冷蔵庫にあるから好きに食べて」
身は?
「持って帰って食べる!」
ああ、そうかい。
少し悔しく思っている
自分が恥ずかしい。
何やかんや言っても、
彼の釣果を期待していたことに
気付かされたわけです。
なるほどねえ。
ま、カサゴのお刺身も
おいしいんですけどね。
そして、こいつの刺身でなくて
良かったと思うべきでしょう。
なんでも、ナントカという
珍しい海蛇なのだとか。
名前を聞いたのですが
記憶にございません。
「齢」ですねえ。
当然、リリースしたようです。
小さくてもいいから
アオリイカ、待ってるよっ。
「小さくてもだけ余計だワイ!」
それから一週間後の朝。
どうだとばかりに、
クーラーボックスが
置いてありました。
中をのぞいてみると・・・。
5杯いるそうです。
「9杯釣ったけど4杯は逃がした。」
10cm以下は自主規制しているのだとか。
そうなのかい。
だからお持ち帰りが
ないときもあるわけね。
そういうことにしておこう。
バットに並べてみると・・・。
雄と雌の違いを教えてもらいました。
↓横縞があるのが雄。
↓斑点があるのが雌。
ほう、そうだったんですか。
大きくなるともっと顕著に
なるそうですね。
それよりですね、
お刺身食べたいです。
よろしくね。
というお話でした😏
でわ、また。
最後まで、お付き合い
ありがとうございました。