「日本一複雑な屋根の神社」が
近くにあると知りました。
近くといっても
結構ありますけどね。
その名を「大瀧神社」といいます。
日本一複雑って?
興味津々です。
雪も解けただろうと楽観して
行ってきました。
場所はココ。
福井県の越前市大瀧町にあります。
GoogleMapより
北陸自動車道武生インターおりて
車でおよそ5分です。
本殿は拝殿と一体となった複合社殿で、
国指定の重要文化財となっています。
江戸時代の社殿建築の粋を集めて
建てられたものだそうです。
そう、そんなに古い建物では
ないんですね。
幾重にも重なった屋根や
そこに施された美しい彫刻、
この目でじっくり見たいものです。
パンフレットの地図ですね。
ではまず、一の鳥居から。
岡太神社とありますね。
この先二の鳥居までは
かなりの距離があるというのに
気の早いお出ましです。
ここは歩かずにクルマで
ビューンと素通りですね。
本殿近くの駐車場に車をおいて
二の鳥居をくぐります。
ここでは大瀧神社と岡太神社の
両方が書かれています。
大瀧神社・岡太神社
(おおたきじんじゃ・おかもとじんじゃ)
と表しているのですが、
実はこれらの神社には
上宮と下宮があるのです。
上宮には大瀧・岡太両神社の本殿が
並んで建っているのに対して、
下宮の本殿・拝殿は2つの神社の
共有となっているのです。
このことから、神社を表すときには
2つの神社の名前を
併記するのだそうですね。
岡太神社は、
紙漉きの神様として崇拝されています。
岡太神社は、紙漉きの神様を
お祀りしているんですね。
先へ進むと、何やら立派な門が見えてきます。
おおっと思いましたが、
これは平成4年に造営された
神門回廊でした。
この門から見えるのが、
拝殿・本殿のようです。
が、しかしっ!
冬囲いのせいで何も見えませんね。
雪はなかったもののこう来たか!
やられたねえ、ってとこですね。
思い付きで出かけるもんじゃないです。
ですが、幕の上からのぞく彫刻には
惹かれるものがありますね。
囲いの中から見える
彫刻の数々だけでも、
なかなか見ごたえがあります。
横手に回ってみると、
屋根が見えますね。
屋根の雪が邪魔ですが、
これが日本一複雑な屋根ですね。
福井県の観光HPの写真を
載せておきます。
うねるような屋根が
なんともいえないですね。
そのHPにドローンの
空撮動画があったので
張っておきます。
上から見るとよくわかりますよね。
ドローン欲しいな。
横手に見えるはずの彫刻も
これではどうしようもありません。
こういうのが見えるはずでした。
これはパンフレットの画像です。
上宮にも足を延ばしたかったのですが、
登山道が雪に埋もれていて
無 理でした(笑)。
冬に山間の神社に行くのは
ダメですね。
ちなみに御朱印はこれです。
越前和紙らしいです。
横山大観書とありますが、
大観がこの地に滞在していたときに
奉納されたものということです。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。