この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

吉野の桜と洞川温泉 その3

天河大辨財天社

ついにやってきました、

天川村の天河大辨財天社。

国道309号を川合という

三叉路の交差点から外れて、

川沿いを下っていくと

天河神社に着きます。

川の名は「天ノ川」。

天だらけですね。

内田康夫の小説「天河殺人事件」では、

川島智春が天河神社を訪れる際に、

ここ川合でたまたま出会った

須佐千代栄と一緒に神社まで

およそ3km歩いています。

わたスたちは車でスィッと。

なので、ほどなく到着です。

山奥深くにひっそりと

佇んでいるイメージが

出来上がっていましたので、

意外に明るい周りの雰囲気に

いささか動揺しました。

だってね、小説では

彼女らが天河神社を

訪れた際には、その場所を

「黒ぐろとした杉木立の杜」

とか書いてましたし、

朝の参拝のシーンや

役行者、薪能、観世元雅といった

単語がさらにそのイメージを

増幅させていましたからね。

 

まあ、杉木立の中にあるのは

間違いはないですし、

山奥であることには

間違いがないンですけど、

鬱蒼とした山ん中では

なかったです、ハイ。

すべては、脳内のイメージのせい。

 

灯籠の間を通って

朱塗りの鳥居に近づくと、

左に手水舎が見えてきます。

朱塗りの橋を渡ると

二の鳥居が見えてきます、

っていうか、一の鳥居からも

見えてましたけどね(笑)。

これをくぐって階段を

昇り詰めたところが社殿です。

ちょっと見えてますね。

そして青空が見えていて

鬱蒼とはしていません。

拝殿の向いというか正面には

能の舞台(神楽殿)が設えてあり、

拝殿と神楽殿は屋根で

つながっていました。

なので、少し薄暗い感じで、

脳内イメージと一致してましたね。

ただ、そのためか

お参りに立つとライトが

点灯するようになってて、

これは、ちょっと

雰囲気にそぐわないような・・。

 

拝殿の天井からぶら下がる

鈴緒の上の方に目をやると

鈴が3つ三角形につながったモノが

2重になってついていました。

おお、これが「五十鈴かあ」。

声が出そうに・・。

小説の冒頭で死んだ川島サンが

持っていた鈴ですねえ。

鈴緒を振ると鈴がぐるんと回って

(たように見えただけか?)

得も言われぬ音色がして

(ように聞こえただけか?)

非常に心地よかったですねえ。

もはや白日夢の世界(笑)。

脳内ではエンドレスで

この音楽が流れてますね。

www.youtube.com

 

拝殿前には椅子いくつか

並べられていて、

おばあさんが一人、

ずーっとそこに座って

本殿を眺めていました。

パワー吸収中だったのでしょうか。

 

拝殿の撮影は禁止みたいでした。

いただいた御朱印は、コレ。

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この大辨財天社には奥宮の

「弥山神社」というのがあって

それは、弥山の頂上に

あるんだそうです。

行ってみたいと思いますが

どんだけ山ん中なの?

ってくらい山奥です。

修験道の地ですからね。

 

実は、今年、4年ぶりに

参拝者を募って弥山神社で

大祭をするとのことでした。

5月15日に近い土曜日に

催行されるということで

4月の13日に案内があって

その日の内に定員70名に

達していたようです。

行程表によれば朝6時に出て、

山頂には午後1時に着き、

翌朝、御来光を拝むと

いうことになってました。

行きたかったですけどね。

いつか参加したいけど

それも無理でしょうかねえ。

 

ああ、天河だけで終わってしまった。

その4に続く(笑)。

え、続くのって?

続くんですよ。

 

でわ、また。

最後までお読みいただき、

ありがとうごさいます。