「デスペラード」は、英語で「ならず者」・「無法者」という意味です。
僕の中では、=「イーグルス」なのですが、もう一つ「jaja」というグループも連想します。japaneise jazzというふれこみで活動している日本のグループで、2004年のデビューですから、もう10年以上活動しています。
今は、所属プロダクションが変わっていますが、この曲は、前のプロダクション時代のファーストアルバム「Jaja」の7曲目に収録されています。CASIOPEAとかT SQUAREっぽい感じもしますが、哀愁の漂ういい曲だと思います。
- アーティスト: jaja
- 出版社/メーカー: HoriPro Inc, Music Garden
- 発売日: 2004/11/10
- メディア: CD
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僕が彼らを知ったのは、とあるアウトレットモールに買い物に行ったときに、偶然そこでライブ演奏をしていたというのがきっかけです。妙に高いサックスの音が場内に流れ出して、「場内放送??」などと怪訝に思いながら音のする方向に歩いて行ったところ、彼らが演奏をしていたというわけです。後でわかったのですが、高い音はソプラノサックスという楽器の音でした。あまりメインで演奏されることのない楽器で、専門にしているのは「ケニー・G」ぐらいだということです。
イーグルスの「デスペラード」もそうですが、この曲も「ならず者」というアウトロー的な言葉の意味と、曲調が、何か合わないような気がします。「わからず屋」という意味もあるそうですので、イーグルスの方はそれですかね。jajaの方は、どういうイメージなんだろう。
ところで、息を吹き込む楽器って、人間、息をしないわけにはいきませんから、ずーっと吹き続けることってできないと思ってたんですよ。実際には何秒ぐらい吹き続けられるものなんだろうなあと、こういう疑問を持ちました。
というのも、ライブアルバムにもこの曲が収録されているんですが、その山場だともいえる部分、3分40秒ぐらいから4分10秒ぐらいまで、全然息継ぎをしていないように聞こえるんです。僕の耳では。30秒間。
実際に、自分でやってみると、目いっぱいに吸い込んでほとんど息を止めているに近いような息の吐き方だと、なんとかいけるかなという感じでした。もちろん、息を吐くだけですよ。サックスなんて持ってませんし、吹けもしません。そして、演奏しながらだと、さらに空気量がいるでしょうから、いくらプロと言っても、これ以上はどうなんだろうと。
したらば、この世の中には、
循 環 呼 吸
という演奏技法が存在するというのです。
呼吸の間も絶え間なく口から空気を吐き出すことによって息継ぎの無音時間をなくす演奏技法である。(Wikipediaより引用)
なんと、ものすごい。そんなことが可能なのか。
循環呼吸の公式記録はサクソフォーン奏者のケニー・Gによる45分47秒(1997年)で、ギネスブックに登録された。(Wikipediaより引用)
とても人の為せる業とは思えない。
などと思っていたのですが、管楽器では、結構マストな技法だというではありませんか。ほんと、すごいですね。
結局、この曲のこの部分でそういうテクニックを使っているのかどうかはわかりませんし、僕が知らないだけで、もっと長い演奏もあるんだろうとけれども、当時はノーブレスでのこの演奏にはちょっと感動しました。
「管楽器と息継ぎと」というお話でした。
でわ、また。