だんだんと、寒くなってきました。雨の日も多くなって、庭いじりも、なかなかやりにくいこの頃です。
なので、今回は、ざくろのジャムの話を。
先日、ざくろの実をもらってきました。
大小取り混ぜて10個ぐらいです。
完熟っぽいのは、これだけ。
これから、実を取り出します。実を取り出すときに、白い皮のようなものが混入しますが、水洗いするときに浮いてくるので、取り除きます。
ザルに一杯分ありました。これで、 620グラムあります。
我が家では、ジャムはひたすら煮る作業と心得ています。なので、鍋にいれて煮込みます。
直ぐに、水気が出てきます。ある程度煮込んだら種を濾していきます。たいていは、種の周りにペクチンが多いので、これをどれだけ回収できるかが、ミソだと思っています。まあ、いざとなれば、粉末ペクチンに頼ります。
我が家では、麺の水切りを使います。
これが、とんでもなく面倒くさい。ジャムづくり十数年の人が友達にいるのだが、彼に言わせればこれ ↓ を買えは、すべてが丸く収まるというのだが・・・。数年悩んでいる。
さて、ひたすら濾し続けると、こんな感じに。
それを、再び鍋に移します。この時点で、砂糖投入。最初に量った重さの30%程度、200グラムにしています。種をとったあとの重さと比べると、45%近くになります。
煮詰めていきます。
濾して残った種のまわりには、ペクチンが大量に含まれていると思われるので、ほんの少しの水を加えて、もう一度茹でます。
ザルで濾して、その茹で汁を、最初に濾した果汁に加えます。そして、さらに煮詰めていきます。
ある程度、煮詰めてとろみが出てきたら、火を止めて、煮沸した瓶に詰めていきます。
できました。石榴色というよりはワインレッド、うすめの赤色です。わりとさらさらな感じになりました。煮詰めているときは、もう少し固めに仕上がりそうだったのですが。
今度するときは、ペクチン追加するか、ゼラチンを混ぜるかして、固さを調整することにします。
明日の朝は、パンだー!
ジャム、いいですね。
「柘榴というよりワイン」というお話でした。色のことですよ。念のため。
でわ、また。