1970年代の半ば過ぎ、大型のステレオ・ラジカセが流行った頃、爆発的に売れたバンドがありました❗
そう、ボストン(Boston)です。
記憶に残るのは、ソニーのジルバップとかいう、大艦巨砲主義の権化のようなラジカセから流れる、見事なまでの空間の広がり。
ああ、まさに、
モア・ザン・ア・フィーリング。
「幻想飛行」(1976年)という邦題のついた彼らのファースト・アルバムに、心を奪われたのは、私だけではないはず。なにせ、1,800万枚以上も売れたのだから。
いわゆる、ステレオ装置なんてものとは、全く縁がなかった、あの頃の私。
カセットテープに落としてもらって、「件」のラジカセを持っている友人の部屋で、聴きましたねー。
テープはもちろん、ソニーの「デュアド」、フェリクロームってやつです。違いは実感できませんでしたけれども、大事なの録音は、ソイツにしてました。
一曲目の「More than a feeling」、邦題が「宇宙の彼方へ」。本当に、宇宙の彼方へ行きそうでしたよ。
2曲目の「Peace Of Mind」、アコギのイントロがカッコいいすよね。
4曲目の「Rock & Roll Band」もノれる。
7曲目の「Something About You」も忘れてはいけませんねー。
ライナー書いてたのは「いまいずみ★ひろし」さんでしたか。
イースト・コーストが生んだ実力派
大型グループとして注目を浴びるに違いない
などと仰ってましたが、まさに、そのとおりだったわけで。
すごいですねー。
さあ、この完璧なまでに心地よい音楽を、どうぞ。
「じゃーん、じゃ、んじゃっじゃ、じゃっじゃかじゃっじゃ、じゃーん」
でわ。