この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング

ケティル・ビヨルンスタ、再び。北欧の透明なピアノと重厚なベースが心地よい。

ケティル・ビヨルンスタ(Ketil Bjørnstad)は、

ノルウェー出身のピアニストです。

ほかにも肩書はいろいろあって、

コンポーザー、作家でもありますね。

残念ながら本の方は邦訳は

出版されていないようです。

 

と、こんな始まりですと

始めて書いて切るようなイメージですが

何回か取り上げているピアニストです。

しかも、同じアルバムで・・。

 

これまで70近いアルバムを発表していて、

そのすべてを聴いている

わけでもないのですが

これまで聴いた彼のアルバムの中では、

やはり「floating」が一番だなあと

思うわけです。

FLOATING

FLOATING

  • アーティスト:Ketil Bjornstad
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: CD
 

 

クレジットをみると、このアルバムは

2005年5月から6月に

レインボー・スタジオで録音された

とあります。

エンジニアは、

ヤン・エリック・コングスハウク

(Jan Erik Kongshaug)です。

 

どこ?、だれ?という人のために

ちょこっと補足しておきます。

まあ、私も詳しい知識が

あるわけではないんですが・・。

 

レインボー・スタジオというのは、

1969年に「マンフレート・アイヒャー(Manfred Eicher)」が

設立したレコード会社「ECM」の

メイン・スタジオなんです。

作られたのは1984年で、作ったのが

ヤン・エリック・コングスハウクという

エンジニア(レコーディング技術者)

なわけです。

スタジオは2004年に新しく

移転新築されました。

 

また、ヤン・エリック・コングスハウクは

ECM設立当時からのエンジニアで

これまでに4,000を超えるアルバムを

手掛けたと言われています。

その彼は、残念ながら、

2019年11月5日に他界しています。

 

さて、「floating」の話に戻りますが、

このアルバムの録音が2005年ですから、

録音は当然、新レインボー・スタジオで、

ということになるわけですね。

 

そういう気持ちで聴くからでしょうか、

実にこのアルバムの音が心地よいのです。

柔らかくそれでいて芯のある

(思いつく単語を

並べているだけですからね。)

ベースが、特によく響いてきます。

 

実際のところ、音楽の評論を

生業にしていないまでも

それについてコメントをする方々は、

それなりの機材と試聴室などを

揃えたうえで、

なおかつ、しっかりとした

理論や経験をふまえて

おっしゃっておられるのですから、

単なる普通の部屋で、

とりあえずの再生装置で

聴いている身分としては、あまり

ああこういっちゃあ

イカンのでしょうけれども、

これは、新スタジオの

新機材による影響が

あるに違いないなどと

思っているわけですね。

無責任にも(笑)。

www.youtube.com

12曲目の「Her singing」という曲です。

1分10秒辺りからの、

ベースがたまりませんね。

この曲に限ったことではありませんが、

本当にベースがイイんです。

 

このアルバムをきっかけに、

ビヨルンスタの

ほかのアルバムも聴きました。

チェリストの

デヴィッド・ダーリング(David Darling)

とのデユオ・アルバム

「Epigraphs」、「The River」や

スヴァンテ・ヘンリソン

(Svante Henryson)

とのデユオ・アルバム

「Night Song」などなど。

上に挙げたものは、

個人的には嫌いではありません。

 

聴き込むというのではなく

BGMとして流して

リラックスできる

アルバム群だと思いますし、

実際にそうしていますね。

ただ、「floating」ほどの心地よさが

得られていないのも事実です。

 

また、「Grace」とか

「Seafarer's Song」とかになると、

ヴォーカルが入ったりもしているのですが、

何か遠くに行ってしまった気さえします。

 

え、どういう意味って?

好みじゃあ

なかったってことですよ。

 

同じミュージシャンのアルバムで、

これほど極端な気持ちになることは

珍しいんですけれどね、私の場合。

 

www.youtube.com

 

4曲目の「Ray of light」という曲です。

この曲は、ピアノの旋律も好みなんですが

3分20秒過ぎからの短いベースが

気になるところです。

 

こうした曲はジャンルとしては、

ジャズというよりはイージーリスニング、

あるいはリラクゼーション・サウンド

ということになるのかもしれませんね。

特に硬派のジャズを好む人には、

相手にされないテリトリーでしょう。

 

でも、そんなことは

どうでもいいのですよね。

www.youtube.com

2曲目の「The sorrow in her eyes」です。

このアルバムの中では一番ですかね。

イントロから「おおっ!!!」と

きましたからね。

 

この曲は、本当に心地よい曲です。

ピアノやベース以外のパーカッションの音、

これが実に効果的できれいに聴こえます。

余計な音が何もないっていう気がしますね。

割と音数は多めなんでしょうけれども、

それでいて静寂を感じさせる

部分があるのが

(私はそう思うんですが)

スゴイと思います。

 

ほんとうに、

「北欧の透明なピアノと重厚なベースが素敵」

です。

こういったアルバムて

なかなかないもんですよね。

 

 

でわ、また。