この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

「ニーナ・シモンの歌で人生を反省する」 - Ain't Got No/I Got Life

ニーナ・シモンの歌に

「Ain't Got No/I Got Life」

というものがあります。

 

聴いていただいた方が早いですよね。

こんな曲です。

Nina Simone/Ain't Got No... I Got Life(日本語字幕付き) - YouTube

日本語字幕付きです。 

 

あまり英語が得意でない私でも聞き取れます。

 

原曲は、ミュージカル「ヘアー」(ロック・ミュージカルの元祖ともいわれています。)の中の「Ain't Got No」と「I Got Life」 です。反戦、反体制を主張するヒッピーの在り様を表現したミュージカルですね。

Hair AINT GOT NO & I GOT LIFE - YouTube

 

これをメドレーにしたというわけですね。

 

まず、タイトルの意味ですが、「私には何もないけど、生きている」というような意味になりますね。

 

最初は、「あれも無い、これも持ってない」と無いものをずらずらと挙げていくのですが、曲調が変わると(正確には曲が変わるんですが)、自分の五体満足を感謝するように「あれも有る、これも有る」と歌い上げるのです。

 

確かに、生きていく上で、家やお金は大切ですし、有るに越したことはないですよね。

けれども、そればかりにとらわれずに、与えられた人生を自分なりに精一杯生きることの素晴らしさ、大切さを彼女は表現したかったのでしょう。

 

「ヘアー」ではヒッピー達が社会からの自由を求める歌だったのに対し、ニーナの歌は生きることの尊厳を主張するモノになっているように思います。

 

そう考えると、随分と重い歌ですよね。

神様なんていないって言っちゃってるし。 

 

この曲は、1968年リリースの「Nuff Said」に収録されていますが、今は廃盤なんですかねえ。 

Nuff Said

Nuff Said

 

 

こっちの方にも収録されています。  

Here Comes Sun

Here Comes Sun

 

  

私は、これまで、あれも無い、これも無いとばかり言い続けてきた気しかしないですねえ。自分なりに楽しく生きてきた感もありますけど・・。

 

うーん。

感 謝。

 

でわ、また。