「I Put A Spell On You」
という曲があるんですね。
「ニーナ・シモン」(Nina Simone)の
「I Put A Spell On You」(1965年)という
アルバムを聴いているときに
「おっ」
と思ったわけですよ。
それが、タイトル曲の
「I Put A Spell On You」でした。
まあ、このアルバムの
1曲目ですから、「おっ」も
なにもないんですけどね(笑)。
そもそも、こいつはアルバムタイトルが
気になって手にしたんですよ。
もちろんカギは「Spell」です。
怪しい雰囲気の単語じゃあないですか。
「アナタに呪文をか・け・る」とかいうと、
「どゆこと?」と思うでしょう?
まあ、聴いてみましょう。
Nina Simone - I put a spell on you - YouTube
どうです?
見事なまでのブルース・バラード。
切ない恋の歌だといわれれば、
「なるほど!」と思いませんか?
私は、心打たれましたね。
歌詞の内容は、
好き勝手にふるまう恋人に
振り回される主人公が
こっち向けえーってな感じで
魔法をかけたって話かなあ。
そんなわけで、ある日。
「俺ってこんな曲を知ってるんだぜ!」感
満載である友人に言うわけですよ、
「いいバラードだろぉ」って。
すると彼は、
「何言ってんの。この曲はロックンロールだぜエ!」
私「???」でした。
Creedence Clearwater Revival - I Put A Spell On You - YouTube
いい演奏ですよねえ、確かに。
好みであります。
でも、私に言わせれば、
ロックバンドが演奏した
「ブルース・バラード」
ですがな。
こだわらんでもイイとこなんでしょうけど。
もともとは、「Screamin' Jay Hawkins」
っていう人が、1956年に発表した曲だそうです。
ブルース系の方のようです。
パフォーマンスがなかなかだったようで・・。
Screamin Jay Hawkins - I put a spell on you - YouTube
どれを聴いても「いいなあ」と
思えるのは、元歌がいい出来、
というか、私の好みだからなんでしょうね。
最近(といっても2010年ですが)「ジェフ・ベック」の
アルバム「Emotion & Commotion」で
「ジョス・ストーン」が歌ったヤツなどは、
ニーナに次ぐ出来だと思います(笑)。
ニーナが好きなだけでした。

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音楽を聴こうよ。
でないと、呪いをかけちゃうぞ。
でわ、また。