「モザイク」と聞くと、何を連想します?。
本来ならば、装飾技術というか手法の一つということなんでしょうね。
一般的には、こういう加工を連想するのではないでしょうか。
そして、モザイク処理をする画像といえば・・・。
いやいや、なんてことを言うんですか!
ええっ、何にも言ってねーだろ!って。
そーすか。
私はね、「モザイク」と聞くと、先ほどの意味のほかに「アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」(Art Blakey & The Jazz Messengers)のアルバム「モザイク」(Mosaic、1961年)を連想します。
1曲目がアルバムのタイトルにもなっている曲なんですが、知識人によると、「モザイクのように曲の断片を繋いで1曲に仕上げたもの」なのだそうです。
なのでこのタイトルなのだとか。そして、それがそのまま、アルバムタイトルになったようです。(見せてはいけないものにマスクをかけたわけではなさそうです。)
なるほど、素人が聴いても、曲調が次々と変化していくのがわかります。作曲はピアノのシダー・ウォルトン。だからかは知りませんが、気持ちよさそうに弾いてます。
3曲目の「Children Of The Night」は、管楽器(tp2本とts1本)のハーモニーがなかなかに心地よい曲です。ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の曲なんですが、彼の吹く早いフレーズはなかなか聴かせてくれると思います。
4曲目の「Arabia」の導入部だけ聞いていると、いかにも今から手品のパフォーマンスが始まりそうですよねえ。w
5曲目の「Crisis」は、ベースの音から始まるんですよ。なかなかドラマティックな展開です。このベースのリズムが耳から離れないんですね。ラストのトランペットが、カッコいいなあと思ったりします。
「モザイクと聞いて、何を連想しちゃいます?」→私は「アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」のアルバムを連想しますよ、という話でした。
でわ、また。