この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

汗かと思ってしまったが、違ったという話

カーティス・フラーって知ってます?

トロンボーン奏者ですね。

 

聞きなれないですけど、

トロンボーン奏者を

トロンボニストって

いうんだそうですね。  www.kokochiyoi-blog.com

 

フラーの「名盤」は?と聞くと

必ずと言っていいほど

出てくるのが「Blues-Ette」

というアルバムです。

ブルースエット

ブルースエット

 

私も、そう教えてもらいました。

 

初めてアルバムの

タイトルを聞いたときには、

日本語表記も「ブルースエット」

となっているように、

教えていただいた人の

発音もそうでしたから、

「ブルー・スエット」だと

勘違いしてしまいました。

 

「青い汗」ってどうよ、みたいな。

ポ〇リ・スエットじゃねーんだからとか。

 

英語表記を見ればわかりますが

「ブルース・エット」だったわけですね。

「ette」は接尾辞で

「女性」とか「小さい」とか

「代用品」とかいう意味が

あるんだそうです。

 

例として「Cigar」と

「Cigarette」があげられていました。

Cigar=葉巻で

Cigarette=紙巻きたばこ

 

で、この「Blues-Ette」は

どういう意味なんでしょうかね。

「ブルース」の小作品とか

「ブルースじみた」とかいうぐらいの

意味なのかなと勝手に思っています。

 

名盤と教えられて聴いてみても

しっくりこないものって

あるんですよね。

聴き手を選ぶものも

あるようですし。

 

ただ、これは、私も

いいなあと思いました。

メンバーは、

 

Curtis Fuller (tb)

Benny Golson (ts)

Tommy Flanagan (p)

Jimmy Garrison (b)

Al Harewood (ds)

 

豪華ですよね。

全6曲です。

1 Five Spot After Dark

2 Undecided

3 Blues-Ette

4 Minor Vamp

5 Love Your Spell Is Everywhere

6 Twelve-Inch

 

では1曲目の

「Five Spot After Dark」をどうぞ。

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このアルバムで

テナーサックスを吹いている

ベニー・ゴルソンの

曲なんです。

ゴルソンは

作曲・編曲者としても

かなり有名な人です。

 

「Five Spot」というのは、

ニューヨークの

ジャズクラブの名前ですね。

 

これは、カッコいいなあと思いました。

 

矢野沙織のアルバム

「BEBOP at the SAVOY」で

彼女も吹いてますが

全く違う雰囲気ですよ。

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BEBOP AT THE SAVOY

BEBOP AT THE SAVOY

  • アーティスト:矢野沙織
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2010/01/20
  • メディア: CD
 

これはこれで、面白いんですが

やはり、オリジナルに

一票でしょうかね。

どうでしょう?

 

カッコいいといえば、

これなんかも

そうだとおもうんですよね。

4曲目の「Minor Vamp」です。

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「Vamp」というのは

音楽用語で言うと

短いコードの繰り返しなどによる

伴奏パターン

を言うんだそうですが、

これがそう言う意味なのかは

私にはわかりません。 

 

でも、良い曲です。

 

もう一曲だけ

いっときましょうか。

5曲目の

「Love Your Spell Is Everywhere」です。

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こいつもいいやねえ。

前半サックスメインですが

2分過ぎには、ちゃんと

フラーのトロンボーンが

聴けます。

4分過ぎのピアノも軽快ですね。

 

この曲は1929年の映画

「The Trespasser」で

使われた曲らしいですね。

主演のグロリア・スワンソンが

歌ったそうです。

っていうか、動画が

ありましたね。

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さすがに年代を感じさせます。

参考までに・・・。

 

このほか、この曲は

ケニー・バレルが

やっていますね。

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あいかわらず、

おしゃれな感じですね。

 

「Blues-Ette」には、

「Blues-Ette 2」なる

アルバムがあってですね、

ベースのジミー・ギャリソンが

レイ・ドラモンド(Ray Drummond)に

変わっているだけのメンバーで

吹き込んでいますね。

 

これにも、

「Love Your Spell Is Everywhere」が

収録されています。

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ジャケットも同じですね。 

もとの「Blues-Ette」が1959年、

「2」が1993年です。

さて、どうなんでしょうか。

ブルースエット・パート2(紙ジャケット仕様)

ブルースエット・パート2(紙ジャケット仕様)

 

 

でわ、また。