突然ですが、
ライブの音源って、実は、あんまり好きではなかったんですよ。
むかーしの話ですが。
どうしてかというとですね、ライブっていうのは、基本的には、既発表曲を演奏しますよね。
ニュー・アルバムを出した直後なら、プロモーション的なこともあって、そのアルバムから2、3曲チョイスということもあるでしょうが、それでも、既発表ですよね。
つまり、知っている曲が、収録されているわけですよね。
それからですね、スタジオ録音の音源を最初に聴いて、気に入って、何度も何度も聴き込んで、自分の耳にしっかりとインプットされて、この曲は、こういうもんだというイメージがすっかり出来上がったうえで、ライブ盤を聴いたときに、がっかりした事も多かったのですよ。
だからです。
まあ、むかーしの話ですけど。
コンサートで、直に音を聴くのとは、ちょっと違いますもんね。
おそらくは、なけなしのお小遣いをやりくりしてやっとレコードを手にしていた反動だったのかもしれません。
いまはね、同じ曲でも、違うヴァージョンのモノをもっと聴きたいなあと、思ったりしてますからねえ。
人間て、というか、私だけかもしれませんけど、都合のいいように考え方が変わってしまう、いい加減なもんです。
そうそう、ライブ演奏が先にでて、あとからスタジオ録音がリリースされた「レインボウ」(Rainbow)の「キル・ザ・キング」(Kill The King)のときは、スタジオ盤が、なんか迫力不足だなあ、と思いましたから、聴いたのが最初かそうでないかだけなのかもしれませんねえ。
これ
と、これ

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ですね。
ますます、いい加減なもんですねえ、私って。
今はですね、結構、いろんな音が入っていて、ライブ音源もいいなあと。
アナウンスとか、演者の声とか、喧騒とかミスタッチとかがあったりしてね。
わかるのか、お前って?
なんとなく違うかなと思うだけです。すいません。
ま、そんな音が一緒になっていて、そこに新しい発見があったりもして、と考えています。
こんなこともありました。
そういう出会いって、心地よいですよね、と無理矢理にオチに持っていきます。
でわ、また。