「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」
(LA MAISON DU CHOCOLAT)
というブランド、
皆さんは、よくよく
ご承知のことと思うのであります。
しかしながら、私、
本日初めて知りまして、
そしてまた、「高級チョコレート」
というものの「頂」の高さに、
愕然としているところであります。
何かの「縁」があったのでしょうか、
我が家にやってまいりました。
もちろん、私めが
頂いたものではありませぬ。
我が家にまいったのは、
このような、小さな小箱で
ごさいました。
箱の大きさは、7.5cm角で正方形。
小箱の上の方には、 小さく金文字で、
「LA MAISON DU CHOCOLAT」と、
そして、その下には、
誇らしげに「PARIS」とあります。
「ヴェルティージュ ショコラ」と
呼ばれるもののようであります。
「Vertige」というのは、
「めまい」とかいう
意味でありますが、
回転木馬のイラストが
使われておりまして、
「めくるめく、甘美の世界へ」
といったコンセプトのようであります。
内容量は、4粒。
え、間違いではありますまいな。
ええ、間違いなく4粒であります。
一辺20mm、厚さおよそ10mmの
物体が確かに4粒、並んでおりました。
見るからに気高い、
そのお姿に、わたくしは、
手を触れることすら
かないませんでした。
って、んなわけはないですけどね。
これで、2,000円オーバー
なんだそうです。
たまたま、テレビで、
チョコレートの口当たりというのは、
「全体を同じ温度で固まらせること」
で、良くなるみたいなことを
やっていまして、
そういったところに、
手間暇がかかっているのかな、
と思いましたけれども、
それにしても、ねえ。
おそらく、最初で最後のこと
なんだろうなあと思いながら、
コーヒーと一緒に
いただきました。
4粒は、それぞれ
「パッショネモン ショコラ」
~情熱的に
「アラフォリ プラリネ」
~狂おしいほど
「ボークドゥ キャラメル」
~大好き
「バデュトゥー レゾナブル」
~欲望のまま
などと、打ち込むのも
気恥ずかしい名前が
ついていました。
だから、なんだって?
いや、ただそういうことが
ありましたという
ご報告でございます。
しかも、世間では
これとて「並の」高級チョコレート
の域をでないとか。
1粒で2,000円オーバーというのも・・・。
私は、やっぱり
チロルチョコですねえ。
安心して食べられる。
でわ、また。