蚊香龍という名札の付いた
「蚊を寄せ付けない」という
植物をお招きしたのは
昨年夏のことでした。
「カコロン」というのも
気に入りましたね。
蚊が「コロン」と
くたばるイメージがあって。
殺虫剤じゃあないので
そんなこたあないんです。
分かってはいるんですが、
蚊のヤロウって気持ちが
強くてね。
ウチの回り、蚊が多いんですよ。
草取りしてると、すぐに
やられちゃいます。
なので、お店で見かけたときに
衝動買いしちゃったわけです。
そこはかとなく香る葉っぱに
実際の効果があったか否かは別にして
まあ、満足しておりました。
ズボンの裾が引っ掛かるだけで
香ってくれましたから。
ただ、お招きしたときは
花期は過ぎていたのでしょう、
昨年は花を見ることが
できなかったのです。
それが、今年、咲き始めました。
小さい、かわいらしい花です。
蚊香龍というのは、
センテッドゼラニウムのひとつで
ローズゼラニウムとシトロネラの
交配種らしいのですが、
お招きしたときはそんな知識もなく
ただただ、葉っぱが
蚊の嫌いな香りを出す植物だ
という認識でした。
あとで調べてみると、
蚊の嫌いな香りではなく
蚊が二酸化炭素を
感知しにくなる香りだ、
ということらしいてすね。
また、特徴としては、
育てやすさ:やや易しい
耐暑性 :普通
耐寒性 :やや弱い
乾燥 :強い
ってなことだったらしいです。
南アフリカ原産ということで、
寒さには弱かったんですね。
でも、冬の寒さに弱いくせに、
寒さに会わないと花芽が
形成されないという
あまのじゃくのようです。
(´-ω-`)
多分同じ品種でしょうけど、
「蚊連草」という名前のも
流通しているようです。
で、我が家の場合、これが、
うま~く冬を越したばかりか、
わっさと繁ったものをちょんぎって、
土に挿しておいたらば、
これまた、発根しちゃいまして、
いく株にも増えてくれました。
↑ 挿し木で増えた奴ら
挿し木の成功率は
ぐんと高いみたいです。
一般的にハーブゼラニウムは、
・日当たりが良く、風とおしの良い、乾燥気味の場所に植える。
・冬は凍らないところに置く。
・寒い地方では軒下や室内で管理する。
とか書いてもあるんですが
ウチでは、風通しも、
日当たりも悪い場所に
鎮座させてました。
だって、蚊ってそんなトコに
いるじゃあないですか。
それで大丈夫でしたから
意外とツオイのかもしれません。
今年は、家の周り中、
これでいっちゃうか(笑)。
だって、挿し木で
ガンガン増えるんだもん。
ちなみに、センテッドでない
ふつうのゼラニウムも
咲いています。
花は大きくて
見栄えもイイですが、
葉っぱを擦ってみまても
やっぱり匂いませんでした。
当たり前ですよね。
どちらも上に伸びたがるみたいで
もう少しコンパクトになるよう
剪定した方が良かったようです。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。