「8時だョ!全員集合」というテレビ番組をご存じでしょうか。
ザ・ドリフターズのコントをメインにしたお笑い番組で1970年から1980年半ばまで放送されていました。私は大好きで、中でも、加藤茶の「ちょっとだけよ」などのコントは、妙にドキドキしながら見ていた記憶があります。
だから何だって?
まあ、あわてなさんな。
で、あのシーンで流れた「タブー」という曲が、なかなか印象的でしてね、大人になってから、この曲についてちょいと調べたりしてみました。
まずは、これ。
ペレス・プラード楽団の演奏です。見たことのない人は、ちょっとわからないかもしれませんけど、まさにこんな感じではなかったですか(笑)。
テレビでは、この曲そのものを使用していたのではないようですね。
その辺のことも含めて、この曲「タブー」については、今ではウィキペディアでサクッと情報を得ることができますね。
いまさらですけど、ウィキペディアって、スゴイですねえ。
で、ウィキにもある「LECUONA CUBAN BOYS」と「TABOO」で検索すると、こんな動画が出てきますね。
これが、ウィキのいう最初期のモノかはわかりませんが、先ほどのペレス・プラード楽団のモノとは、ずいぶん印象が違いますよね。
最初に聴いた曲のイメージが、結構、固定化されちゃって、本当の曲の良さをスポイルすることもあるんだなあ、と思います。
それでですね、多くのミュージシャンによって演奏されているということなんですが、古いところだと、「ディジー・ガレスピー」(Dizzy Gillespie)が、「New Wave」(1963年)というアルバムの中に収録していますね。
新しいところだと、「ボブ・キンドレッド・クァルテット」(Bob Kindred Quartet)の「Nights Of Boleros And Blues」(2007年)にあります。
っていうか、この二つしか知らないんですけど。
どちらもお勧めなんですが、ジャケットから言えば、断然「Nights Of Boleros And Blues」ですね。レーベルはヴィーナスです、はい。
ジャケットの大きさから言えば、LPだよなあ。(笑)
「8時だョ!全員集合、わくわくドキドキしながら見ていた番組で使われていた曲は、実は古くて、心地よい曲だったぞという話でした。
でわ、また。