ジュリー・ロンドン(Julie London)。アメリカの歌手ということです。
映画女優としてデビューしたとありますね。知りませんでしたね。
私が彼女を知ったのは、このアルバムです。
「アバウト・ザ・ブルース」
このジャケット。このポーズ。何かを感じましたね。どーよ!みたいな。
そんなことないですか。そうっすか。残念っす。
さて、そんな話は置いておいて、このアルバムは1957年のリリース。4枚目になるんでしょうか。そして、彼女の声は、スモーキー・ボイスとか評されているらしいですね。
アマゾンのレビューには次のように書いてありました。
「声量が乏しいので、マイクに近寄って歌うようにしている。その結果、スモーキーな声になって、インティメイトな雰囲気を醸し出す」、とは本人の弁。彼女の場合、声量が豊かでなかったことが逆に幸いした。あのハスキー&セクシーな歌声は、もし声量が豊かだったら、たぶんこの世に存在しなかったはずだからである。
そうなのかー。頷いてしまいました。うんうん。
で、レビューには、続きがありましてね、「彼女の名はジュリー」のVol.1とVol.2をまず聞けと書いてありました。
えっ、そうだったのか・・・。それも知らなかった。どうしよう・・・。
とりあえず、聴いとこうか・・・てなことがありまして。
でも、それらを後から聞いても、やっぱり、私は「アバウト・ザ・ブルース」がいいっす。
特に7曲目の
「The Meaning Of The Blues」
これまで、インストルメンタルの曲として聴いていたんです。マイルス・デイビスとかキース・ジャレット、マイケル・ブレッカーなどでね。どれも、いいっすよお。
Michael Brecker - The Meaning Of The Blues
良いイメージがあったのは確かです。だからなのかもしれないですけど、このボーカルのついた「The Meaning Of The Blues」には、二重丸を付けたいのです。
ということで、「女優から歌手になった、ジュリー・ロンドン」の声は「スモーキー・ヴォイス」と言われていて、彼女の歌う「The Meaning Of The Blues」は、とても心地よいぞ、という話でした。
でわ、また。