ユー・ドント・ノー・ホワット・ラブ・イズ
(You don't know what love is)
という曲がありますね。
スタンダード曲として有名です。
チェット・ベイカーとか
ビリー・ホリディの歌が
名演として知られています。
これもね、1941年のコメディ映画
「Keep 'Em Flying」で使われた?曲
なんだそうです。
※('Em=Themらしいです。)
邦題は、「凸凹空中の巻」というそうで
いかにもコメディ然とした
タイトルですよね。
日本でも人気のあったという
お笑いコンビ 「アボットとコステロ」
(Abbot and Costello)が、
主演した映画で、1940年制定の
選抜訓練徴兵法による徴兵を
題材にしているんだとか。
映画では主人公の恋人役を務める
キャロル・ブルース(Carol Bruce)が
歌ったそうです。
ただ、リリース前に削除されたらしいですね。
先程の「使われた?曲」ってのは
そういう意味です。
以上、ウィキペディア情報でした。
ね、そう書いてあるでしょ。
The number was deleted from the film prior to release.
何故カットされちゃったんでしょうね。
わたス、勘違いしてます?
さて、曲に戻りましょうか。
まず、チェット・ベイカーから。
最初は、トランペッターとして
認識していたので、
やたらと歌いまくっていることに
ビックリした覚えがあります。
ヴォーカリストと二足のわらじを
履いていたとは。
では、どうぞ。
中性的な声質が良いのだと
言われておりますが、
ホントにそうですね。
ついでと言っては失礼ですが
チェットのペットで
エルビス・コステロが
歌っているのがあります。
チェットのヴォーカルの方が
好きでしょうかね、私は。
次に本来なら
ビリー・ホリディ を
流すべきなのかもしれませんが
個人的にはあまり好きじゃないので
代わりにと言っては何ですが
ニーナ・シモンのをどうぞ。
いいでしょお?
良いと思うな。
さて、ヴォーカルものが続いたので
インスツルメントでいきましょうか。
まず、ソニー・ロリンズを。
のっけから
いやらしい入り方ですねえ。
さすがはソニー。
続いて、
スコット・ハミルトンのテナーと、
エディ・ヒギンズのピアノで、どうぞ。
陳腐と言えば陳腐かもしれませんが
抵抗なく聴けるところがグッドでしょう。
ジョージ・シアリングも
聴いてみましょうか。
ハンク・ジョーンズとのデュオですが
会話をしているような
ピアノがいいですよね。
まあ、曲が良ければ
どう演奏しても
イイのだと思いますよ。
でわ、また。