先日、珍しく天気が良かったので、
お昼ご飯の後に、散歩に出ました。
私の場合、音楽を聴きながら歩くので、
風景が目に入ってこないのですが、
その時は、聴いていなかったせいか、
風景の中に色々な色が感じとれました。
寒い時期にも関わらず咲いている
この花も、その一つです。
ビオラのほかに
ウィンター・コスモスとか
寒菊とか、冬咲く花を
いくつか覚えましたが
こんな花もあるんだな、
と気づかされました。
見たことある感じですが、
名前は思い浮かびません。
写真に撮って、
ネットの画像と比べて調べました。
どうも「フユシラズ」(カレンデュラ)
のように思われます。
互生する葉っぱの感じとか
小さの花の感じからすると、
そうなのかなーと。
「フユシラズ」、知りませんでしたねえ。
ただ、「カレンデュラ」で調べると
「キンセンカ」とも出てきます。
私の知ってるキンセンカは、このイメージ。
(この写真はウィキペディアからお借りしました。)
寒咲きキンセンカといって
キンセンカの園芸種だ
と紹介しているサイトもあったりして
よくわからなかったのですが
整理すると、
カレンデュラというのは属名で、
日本ではキンセンカ属と言われている。
キンセンカは、オフィシナリス(officinalis)
フユシラズは、アルベンシス(arvensis)
という種になる。
種としてのキンセンカの親戚ということですね。
もともと、キンセンカは
アルベンシスの名前だったそうで、
オフィシナリスは、
トウキンセンカと呼ばれていたようです。
道端に咲いているにしては、
存在感があるなあ、と思っていましたら、
実は、ヨーロッパ原産の帰化植物で、
日本へは観賞用として
持ち込まれたものらしいですね。
園芸種としてお店に並ぶことも
あるのだとか。
なーるほど。
だからこの存在感なわけね。
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これ「also called Marigold」って書いてあるけど、
葉っぱはマリーゴールドのソレではないなあ。
道端でも繁茂する生命力は、
セイタカアワダチソウのように
在来種を駆逐することには
ならないのかねえ、と
変な心配をしながらも、
今度、庭に植えてやろうかなどと
ヨコシマなことを考えているのでした。
でわ、また。