シリーズ三作目にして
最終回です。(笑)。
さて、伊根の舟屋を
朝早くに私たちは
カニさんに見送られて
出発しました。
もう、「伊根の舟屋に泊まる」
タイトルでは厳しいですね(笑)。
カニはけっこうデカイんで、
びっくりしましたけど。 ^^;
この日は、青の洞窟と呼ばれる
海からしか見れない洞窟に
行きたかったのですよね。
ですが、前日、
予約の電話を入れると
波が少しある(1m)のと
雷注意報が出ているので
申し訳ないが現時点では
船は出ない予定と
言われていたのでした。
( ´△`)
仕方がないのでとりあえず
予定通り、洞窟のある
経ヶ岬方面に向かい、
その途中にある浦島神社に
寄って行こうとなりました。
この辺りは、海岸線からは
切り立った崖のところが多く、
眺めは良いですね。
また、少しでも傾斜が緩いと
田畑に利用していたようで
こういう風景にも出会いました。
さて、浦島神社の浦島というのは
浦島太郎の浦島なんだとか
そもそもはこの地域の豪族の
名前なんだとかかんだとか。
で、各地に浦島太郎ゆかりの神社は
あるんだそうですが、
ここが一番古いと書いてありました。
奥の方に社殿が見えます。
近寄るとこんな感じです。
奥を覗き込むと・・、
宇良神社と読めますね。
縁起はこのようなところでしょうか。
拝殿の壁には、亀の甲羅?と
思しきものが・・。
朝早くなので御朱印は
いただけなかったのが
残念でしたね。
宝物殿には
日本最古といわれる浦嶋太郎物語が細かく描かれた浦嶋明神縁起絵巻(国指定重要文化財)、室町時代中期から桃山時代にかけての見事な文様が施されている乙姫小袖(国指定重要文化財)さらに室町時代に作られたとされる亀甲文櫛笥の玉手箱など
があるらしいので
じっくりと見たかったのですが
開館は9時からだったんです。
今回に限っては、早起きが
得になってないですね(笑)。
先もあるので、後ろ髪をひかれながら
経ヶ岬灯台へと向かったのでした。
経ヶ岬灯台は国道178号から
分岐する岬の方へと向かう一本道を
1キロほど行ったどん詰まりにありました。
え、ここから歩くのかい?
まあ、見えてはいますね。
木陰で涼しそうだし・・。
ということで、そばまで
歩くことにしました。
けれども、ルートに分け入ると
すぐに回れ右をしたくなりました。
なんでも片道340段あるそうですよ。
途中、こんな看板に
勇気をもらいながら
結局、汗だくになって
ようやく到達しました。
灯台ってカッコイイですね。
経ヶ岬灯台を後にした私たちは
さらに西へと車を進めます。
青の洞窟のある岬を横目に
国道178号を走り抜けます。
道の駅てんきてんき丹後で
休憩した後、道すがら
ふと目にした「立岩」と
いう看板に興味を惹かれ
そちらへ立ち寄りました。
柱状節理の一枚岩ですね。
基本的には福井県の東尋坊などと
同じになるんでしょうか。
先ほどの経ヶ岬にもあったようで、
この辺りの海岸線の特徴のようです。
夕日が当たるとキレイそうです。
潮風に当たりながら
「暑いけどイイね」とか
訳の分からんことを
言っているうちに
もう10時を過ぎていることに
気が付きました。
あかんやん、そろそろ
帰路にもどらなければ!
琴引浜の鳴き砂なんかも
興味があったのですが、
西へ向かうのはやめて
南へと下って行ったのでした。
Fin.
再び舞鶴で、レトルトの
海軍カレーを買って帰りました。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。