クレマチスという花があります。
テッセンとも呼ばれ、
古くから親しまれている花です。
この花の魅力に取りつかれ
相当な種類のクレマチスを
育てている方も
大勢おられるようですね。
そこまでではありませんが
我が家にも3種類あります。
しかも、今年になってからです。
数で言えばかわいいもんですが、
今後どうなるかは
定かではありません(笑)。
この時は、パテンス系の
ドクターラッペルが咲いたので
その報告でした。
次はジョセフィーヌがいいぞなんて
記事のなかでほざいてましたが、
なぜか今、お家にいるのは、
モンタナ系のルーベンス。
ドクターラッペルの開花を機に、
急に興味が湧いてきまして、
お安かったのを引き取ってきました。
ただ、旧枝咲なので
剪定とか扱いが厄介らしいですね。
木の寿命も短いのだとか。
このような感じの花が咲くようです。
そして今、フラミュラ系の
センニンソウが咲き始めました。
クレマチスなんて、
春に咲くもんだ
とばかり思っていたので
夏にも冬にも咲く種類が
存在するということを知ったときは
正直驚きました。
8月の始め頃の
蕾が出てきた頃の様子です。
見切り品として売られていた
コヤツも、ほかのものと同様に
花の時期を逸してのこと、
だと思ってましたので、
まさか今年、お花を見れるとは・・。
感動もひとしおです。
図鑑の写真などを拝見すると
「ウマクワズ」という別名とは
裏腹に、結構いい雰囲気です。
もっとも、この別名は
毒を持っているから馬も食べない
ということからきているので、
見た目とは何の関係もないんですね。
ちなみにクレマチスは
あの毒一族の「キンポウゲ科」 ですね。
では、その可憐な花を。
気の早いやつが一輪だけ
咲いたときのものです。
8月の9日でした。
こんなにかわいいのに、
雑草扱いだったようですね。
そこらに蔓延するし
毒まであるというのですから
致し方ないのですかね。
センニンソウの名前の由来は
咲き誇った花が
仙人の鬚にみえるからとか、
その実についている綿毛を
仙人の鬚にみたてたとか
言われていますが、
あの有名な牧野先生の
植物図鑑(旧版)には
「今は意味が分からない」などと
書かれていたりしてるんですね。
面白いと思いました。
改訂版になると
さすがにまずいと思ったのか、
先程の後者、綿毛説が
理由として記載されていました。
花の数は文句なしに多いですね。
ただ、大きさはまちまちなのですね。
3cmぐらいのものもあれば、
1cmに満たないものもあります。
これなんか小さいですね。
小さいものは、
雰囲気が少し違いますね。
おしべの長さですかね。
そんな気がします。
そしてようやく
三分咲きぐらいに。
大輪系のクレマチスと比べると
派手さには欠けますが、
清楚と言う言葉が似合う気がします。
枝の先の方は、
小さいものが多いようです。
これは何故なんでしょうねえ。
暑い盛りに白い花は、
良いですよね。
家人に、これをクレマチスだ
と言っても信用しないんですよ。
確かにイメージとしては
大輪系が染み付いてますもんね。
最後まで、お付き合い
ありがとうございました。
でわ、また。