「カリンも再び!」
このタイトルはわかっていただけると思うんですよ。また、ジャムでも作ってんだろってね。
そうです。去年の今頃、こんなこと書いてました。
次の「初心にかえってあの色を!」
これについては、若干のご説明が必要かと思っています。
めんどくせーよ。
始めからわかるよーに書けばいいんだけじゃねー!
そう言われれば、そうなんですが、それでは面白くないじゃないですか。
誰が?
私が。では、先に進めます。
初めてカリンジャムを作ったとき、その色は赤が勝った橙色のような濃い色だったのですよ。ところが、その後作るジャムの色は白っぽい橙色。何度(といっても4、5回ですが。)作ってもです。
手順は似たようなものでした。強いて言うならその違いは煮詰めた時間ぐらいですか。
最初は、カリンの実を包丁で細かくきざんだのですが、2度目以降は、フードプロセッサを使いました。包丁で細かくしたときは、ツブツブを煮とけるまで加熱しないといかんかなーと思ったもので、結構な時間、煮詰めましたね。
2度目以降は、もう相当細かいですからね、そこまで煮詰めなくてもという感じで、それほどでもなかったかと思います。
原因はそれじゃーんって?
ハイ、そう思います。
てなわけで、今回は、ひたすら煮詰めました。といっても2時間ぐらいでしたが。
これが長いのか短いのかはわかりませんが、
その結果、出来上がったジャムの色は、目指した濃い色でした。
で、出来上がりのビン。
やったー。なんか味の濃い雰囲気が漂ってます。見た目は満足。
昨年のブログの写真と比べてみましょう。
明らかですよね。
ところが
渋いじゃねえかー!
なぜじゃー!
どんがらがっしゃんしゃんー。
ってな感じでごんす。
渋味が抜けていないぜえ!
なーぜじゃー!
どんがらがっしゃんしゃーん。
暴れて、モノにあたる音ね。
ペクチンだすのにカリンを煮詰めれば煮詰めるほど渋みがでるんですって!
なので、普通は下処理のときに、渋抜きをするんですって!
あらま!
っていうことは、あまり煮詰めてなかったから、これまでそれほど渋みが出てなかっただけで、煮詰めたから消えたわけじゃなかったのね。
こりゃま!
こんな失敗をする人は、世に多くいらっしやるようで、作りたてならば、冷蔵庫で1週間寝かせると渋さが柔らかくなるとか、トーストに塗ってから焼くとマイルドになるとかいう情報がありましたね。でも、原則的には、どーにもならんそうです。
カリンの香りと甘酸っぱさの底から沸き上がる渋味を楽しみながら、消費することとします。
また、来年頑張ります。
渋抜き忘れて、ぜーんぜん心地よくなかったぞ、という話でした。
悪いのは自分だけどねー。
でわ、また。