映画の割引券を手に入れました。
有効期限もあるし、せっかくなので
「早めに行ってこようか?」
「そうだねえ。じゃあ何をみます?」
ということになりました。
ローズメイカーがいいよね、
となったものの、我が地方での公開は
7月に入ってからとのこと。
ダメですがね。
じゃあ、ということで
南杏子さんの同名小説の
映画化作品である
「いのちの停車場」を
観にいくことになりました。
吉永小百合さん、私と同年代の
お医者さん役でしたが、
お綺麗ですねえ、ホントに。
お話は、
とある事情から石川県の実家に戻り、
在宅医療に携わることになった
主人公の白石咲和子。
最初は、これまでの
自分のキャリアの中で、
経験してきたモノとは違う
「いのち」との向き合い方に
戸惑いを覚えますが、
やがて、診療所の人とともに
在宅医療だからこそできる
患者さんたちとの向き合い方を
考えていくというお話です。
具体的には、複数の在宅医療ケースが
ストーリーを構成しています。
うまくいく場合もあれば
そうでない場合もあり、
(むしろそうでない場合の方が多い。)
それぞれの別れのシーンで
ずーっと泣きっ放しでした。
年取ると本当に涙腺が
緩んでイカンです。
小説との映画の内容が
違うのはよくある話ですが、
この映画もそうでしたね。
特にラストの部分の違いは
大きいなあ、と思います。
ここに成島監督の凝縮された
ナニかが込められている?
のでしょうかね。
話は変わるんですが、
金沢には少し縁があって、
映画に出てくる川辺や街並みを
大変懐かしく見ていました。
この橋、映画に何度も
出てくるんですけどね、
その度に目頭が熱くなって
困りました。
ソコ、泣くとこ?みたいに
思われるとですね、
嫌ですがね(笑)。
そうした昔の記憶のこともあって、
すごく感情移入してしまったのかも
知れません。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。