この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

「子守唄だからといって、子どものモノというわけでも・・・」 - Lullaby of Birdland

バードランドの子守唄(Lullaby of Birdland)

ジョージ・シアリング(George shearing)の作曲です。

1952年のことです。 

有名なジャズのスタンダードナンバーになっていますね。

 

シアリングは、イギリス出身の盲目のピアニストとして有名な人で、30歳を前にアメリカに渡って活躍をしました。私は知らなかったのですが。

 

彼を一躍有名にしたのは、1949年に発表した「9月の雨」(September in The Rain)という曲です。この曲は、彼のオリジナルではなく、1937年の映画「二人のメロディ」(Melody for Two)のために「ハリー・ウォーレン」(Harry Warren)が作曲した曲です。

 

このヒット以来、シアリングのテーマ曲になっていたとのことですね。

 

ちょっと聞いてみましょう。映画版のようです。

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シアリングのライブ演奏ですね。

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シアリングの演奏がリバイバル・ヒット

したというのもわかる気が・・・。

明るい感じの曲ですね。

 

そんな、シアリングのオリジナル「バードランドの子守歌」は、伝説のジャズクラブ「バードランド」にちなんで作られたと言われています。彼のライブのエンディングの曲になっていたようですね。

 

この曲の良いところは、マイナー調でありながら、軽快なテンポで暗さを感じさせないところだと思います。まあ、私の勝手なイメージなんですけど。

 

はじめは、インストゥルメンタルだったのですが、後で「ジョージ・デビッド・ワイス」(Geoge David Weiss)によって、歌詞がつけられ、いろいろなヴォーカリストによって歌われるようになりました。ワイスは、ルイ・アームストロングの歌でも有名な「この素晴らしき世界」(What A Wonderful World)にも関わっていた人です。

 

 

ヴォーカルものだと、このあたりが有名でしょうか。

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シアリングの演奏だとこの辺でしょうかねえ。ラストに入っています。

 

Once Again That Shearing Sound

Once Again That Shearing Sound

 

 

個人的には、このアルバムの14曲目に入っている「Bobby Scott」(アメリカのピアニスト)のヴァージョンが好きですね。ちょっと、かわってますよ。

須永辰緒 PRESENTS REVISIT -BETHLEHEM 2-

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「子守唄だからといって、子どものモノというわけでもないでしょうよ。」、クラブの雰囲気を歌った曲だもんね。そしてそれは心地よい・・・、 Lullaby of Birdland。

 

でわ、また。