歌うベーシストの話をしたことがありました。
ポール・マッカトニーもスティングも、そうだろーと書きました。
これです。
エスペランサ・スポルディングもそうですよねー、といくつか例を挙げたのですが、まだ、他にもいますよねーと気になっていたので。
ニッキー・パロット(Nicki Parrott,1970年生れ)という人がいました。
ただ、こんなことを言うのも何なんですが、サックスのキャンディー・ダルファー(Candy Dulfer)と同じ匂いがしません?
二人とも見た目で評価されてしまう?みたいなところが、あるんではと。音楽的な才能がどうかというのは私にはわかりませんけれども。
ま、彼女(Dulfer)は歌いませんけれどもね。
・・・別にいいんです。何が言いたいというわけでもないのです。
さて、彼女は、オーストラリア出身で、小さい頃はピアノやフルートをやっていて、ウッドベースを弾くようになったのは15歳になってからだと、ウィキにあります。あのレスポールのグループでベースを担当したこともあるとのことです。
少なくともお奇麗なだけではないということでしょう。
で、私、彼女のアルバムは2枚しか聴いたことはないんですね。ないんですけど、心地よいです。言い切ってしまいまでょう、ここは。
なにが?
まず、声がいいですよね。素直というか癖がないというか、聴き心地がよいと思いますね。こんなお声で、こんなご容姿の方ですね。
Nicki Parrott and the Les Paul Trio - I'll Be Your Baby Tonight - Live from A JAZZ SALUTE TO LES
ソロの部分を見てウッドベースになりたいと言った人がいるとかいないとか。(笑)
で次に、やっぱり、ベーシストであるというところですか。ヴォーカルだけでなく、ベースの音にも耳がいきます。
例えば、アルバム「ムーン・リバー」(Moon River、2010年)のタイトル曲、1曲目なんですが、1分30秒ぐらいからのベース、好きですね。
こんなジャケットにするから、いかんのだと思います。
といいつつ、ヴィーナスレコードのジャケット戦略は嫌いではないんですが。
疲れを癒してくれる、歌うベーシストということでしょう。
「歌うベーシストか、ベースを弾くヴォーカリストか」と問われたら、どっちでもいいじゃないですか、心地よければ、という話でした。
でわ、また。