昔々、ラジオで流れていた曲を(「エアチェック」とかいっていたんですよね、当時は。)、カセットに録音して、聴くというようなことをやっとったんですよ。まあ、あの頃は、みーんな、そんなんしてましたけどねえ。
で、そんな曲のなかには、タイトルだけしかわからないような曲もあったわけです。
「セブンティーン」というのが、まさにそれですね。
これはもう、探しようがなかったんです、私の場合は。
オン・エアされた日や番組がわかっていれば、ラジオ局に問い合わせることもできたんでしょうけども、それすらもわからない。
人に聴かせて、情報を得るぐらいですかねえ、できたとしても。ちなみに、私の周りの人からは、情報は得られなかったのですが・・。
ウチはね、まともなネット環境が整ったのは、ほんの15年ほど前なんですよ。
それからこれを思い出してね、「Seventeen」とか「1980年代」、歌い出しの「seventeen We've a Dream」など思いつくキーワードを片っ端から入力して、ようやく、「エイドリアン・ガーヴィッツ」(Adrian Gurvitz)という名前に到達しました。
これですよ。
イイ感じでしょう?
記憶に残るのも仕方ないかなと。
え、そんあこたぁねェって?
そうかな。ま、記憶の中のモノは美化されていくらしいから・・・。
アルバムは、彼の2枚目になる「サイレント・シティ」(Il Assassino)でした。
当時、はやった「AOR」ってヤツになるようです。
CDは、廃盤みたいですね。一応、貼っておきますが。
で、この「エイドリアン・ガーヴィッツ」っていう人、「セブンティーン」のイメージでいたらば、かつては、ギンギンのハード・ロッカーだったようで。
こんなとこから「Gun」というバンドを知るのでありました。
それはまた、別の機会に。
「ラジオで聴いただけのアノ曲を追い求めて」幾星霜、ネット環境の進歩のおかげでやっとわかったぞと、そして、あらためて聴いたら、やっぱり心地よかったぞという昔話でした。
でわ、また。